先々週の「タモリ倶楽部」で立ち飲みをやってましたが、その時に来ていた「酒とつまみ」編集長が紹介していた「中央線で行く東京横断ホッピーマラソン」もうこれがどうにも欲しくなっちゃいまして(笑)、最近僕の行動範囲にこれと言った本屋が無いもんですから2週間ほどモンモンとしていたんですが、
昨日、いつもの新板橋で飲んだ後に、板橋駅に向かう途中に本屋があったと思い出して行ってみて、まあ、どう考えてもでかい出版社からでているわけありませんから期待はしていませんでしたが、当然のように無し。
これで勢いがついた。今日は帰りに今となっては降りる駅では無い神保町にわざわざ行って、三省堂をくまなく探す。前に「酒とつまみ」を平積みにしたような店ですから(笑)。
目星をつけて探しても見あたらなかったので、端末を叩く。あれだけコンピュータ使ってるのに、いざ本屋に来るとこういうのが嫌い。「取り寄せ」とか「検索」とか。昔本屋24軒回って「とんで!小鳥ちゃん」という漫画を探したりしました(今は亡き「ぴょんぴょん」連載)。これは結果的に見つかったので良い方ですが、報われなかった探索の方が圧倒的に多い。で、諦めて他力に頼ったのが過去いくつかありましたが、
・講談社版「ダルタニャン物語」→取り寄せしようとしたら既に絶版。「復刊ドットコム」で再版される。オンデマンドなので一冊¥2000(x11巻)という高額ながらも東京国際ブックフェアで2割引になっていたのを全巻大人買い。
・「ドクター秩父山」→全然見つからず、ある日入った池袋ジュンク堂の端末で検索かけて駄目だったので諦めたら、別の古本屋でアッサリ発見
・「ゴーメンガースト」シリーズ→昔実家の近所の図書館で見た記憶を頼りに探していたら、装丁が変わっていたのに気づかず。ある時アッサリ発見
まあ簡単に思いつくだけでもこれくらいありますが(この節操の無さ!)、まだまだあったりします。
で、「中央線(以下略)」。端末叩いたら在庫アリだったんですが、指定の棚に行っても無い。閉店間際だったので店員に聞いてどうこうつーのも気がひけたので、退散して別の店。
とは言っても、9時過ぎてやっている本屋ってほとんどありません。滅多に入らないすずらん堂(サブカルとエロとエロとエロが充実している本屋)に半分諦めで入りました。
…ラノベみたいな感じの、今風な絵柄の表紙のファンタジー系な話のエロ小説とかめっけてもう得も言われぬ思いになったりしながら店内を練り歩きました。誰が買うんだ!?つーかあまりにも「誰が買うんだ」感が強すぎて買ってみたくなったりした(笑)。ねえほんとに誰が買うの?あれ。「図解メイド」を買った僕でも言える「誰が買うんだアレ」。一冊手にとってパラパラ読んでみましたけど、世界やプロットはともかく文章自体は旧態依然なエロ小説、フランス書院のアレとかアレとかと大差無いじゃないですか。いわゆる2Dなエロを好む人たちには引かれるのでは…とか思ったんですけど。まあ表紙とか挿絵はとてもお上手でしたからきっとそのスジでは有名な人なんでしょうが(17年くらいコミケに行ってるクセにそういうの全然知らない)、それをアテに売ってるんでしょうか。うーん。誰か詳しい人いませんか(笑)。作家なんか一人も分かりませんけどどれでもいいから一冊読んでみたくてたまらなくなってきているぞ自分(笑)。
そういうものの間を歩きながら探していたらキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!よかった(笑)。ラノベ風エロ小説の新発見だけで終わらなくて本当によかった(笑)。
今読んでますが、ご感想は全部読んでから。