日記7/10

「ののちゃん」:なんだかここんとこ本当につまんねがったけど、今週は面白かった!つまらなさの原因は「どれもこれもギャグがオチて無い」に尽きてたんだけど、今週のはちゃんとオチてました。それにしても、いつまで続けるんだ、このアニメ。このまま細々と10年くらい続くんだろうか(笑)。

「東京ミュウミュウ」:作画のレベルが安定してきた。中の下くらいで(笑)。それにしても一つの回の中で絵のレベルがコロコロ変わるアニメだなあ。しかしまあ今回は総じて中の上だったのう。…なんで絵にしか言及してないんだろう、ワタシ。決してそこまでつまらないわけじゃないと思うが。最近視聴率もジワジワ上がってきているみたいだし。ううむ。

「ぴたテン」:←このタイトルは「ぴたっと天使」の略だそうです。「ぴたっと天使」が何なのかは知りませんが(まるで「黒十字総統の正体は黒十字城だった!じゃあ黒十字城って?ワカンネー」のゴレンジャーのようだ)。
 今週の「美紗の天使試験」絡みの回は、原作ではターニングポイントになる話(作品全体の鬱化の入り口)。でもアニメでは何気なく通り過ぎてしまいました(笑)。原作では湖太郎はだんだん紫亜に惹かれてゆきますが、アニメ版はあくまでも湖太郎x美紗・天x紫亜で進めるんでしょうか。ま、その方がスッキリしてていいかも。原作はどいつもこいつもトラウマ抱えてて(無いのって小星と薫くらいじゃないか)読んでて非常にいやな気持ちになるし。ありゃ絶対にフジテレビの月?金13:30向けの話です。
 ただ、アニメ版はこの進め方をするのならやはり美紗が下界(人間界)に来るのに何故湖太郎を選んだのか、は早めに語っておくべきだと思います。特に美紗の湖太郎に対する「余計なお世話」度合いが最近ますますエスカレートしてますし、「何故そこまで湖太郎にこだわる?」という当然生じる疑問に対する説得力を持たせるためにも。原作では美紗が湖太郎の元に来た理由というのは作品全体の大きな柱だけど、アニメ版はそれを完全に放棄しているようですし、片づけるべきところはサッサと片づけてあとはマターリ進行するのが吉だと思う。それとも、その話題には全く触れないのだろうか。

「龍騎」:基本的にワタシは「なんで娯楽作品で鬱なものを見せられなきゃなんねーんだチキショウ」という考え方なので、明るい作品が好きです。だから↑の原作が嫌いだったりするわけで(後、鬱=高尚・明るい=低俗と考えるヲタクも大嫌い)。しかしよく考えたら、こっちは主人公以外のライダーは全員トラウマまみれだったりする(笑)。むしろこの三部作、全て鬱な世界観だったと言っても過言ではない。それでもワタシは三作全て好きなわけで、これはやはり主人公の存在なんでしょうな。五代雄介・津上翔一・城戸真司三人に一つだけ共通点があるとすれば、それは「周りの鬱全てを吹き飛ばすほどの前向きな思考の持ち主」ということでしょう。それがあったから作内の世界に鬱が蔓延していても作品自体が鬱に支配されていなかったんでしょうな。どんなに影が薄かろうが、やはり主人公は重要だ。

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