昨日5日だったんじゃん。つーか、何だか↓を読んでると実にとりとめ無くまとまりが無く書いてますな(恥)。反省。もっとちゃんとまとめます。いつか。いつだ。
とりあえず今日はもう寝ます。んで起きたら2枚ほど年賀状を…(今更)。
昨日5日だったんじゃん。つーか、何だか↓を読んでると実にとりとめ無くまとまりが無く書いてますな(恥)。反省。もっとちゃんとまとめます。いつか。いつだ。
とりあえず今日はもう寝ます。んで起きたら2枚ほど年賀状を…(今更)。
実は仕事が早めに終わってたんで、今日もアキバに寄ってビデオカード漁ってたりして(笑)。で、CanopusのVirge無印カードとDiamondのVirge/VXのカードを各¥700で確保。もうほとんどトレーディングカードの世界です(笑)。トレーディングカードと違うところは、何を買うかは分かってますが家に帰って使ってみるまでそれが使えるかどうかが分からないところ。細部は違いますけど何となく似てると思いませんか(笑)。
で、また駄目。CanopusのはVRAMが1MBしか無いし(増設は出来るけどコレ用の増設メモリなんてどこで売ってんだ)、Diamondはまた画質酷すぎ。
しかし、こういう古いPCIビデオカードで簡単に手に入るのってどれもこれもS3。いかに一時期のS3チップ搭載カードが世の中に溢れてたかってことですな。かつてはため息が出るほどのハイエンドチップだったのに…。
この辺って説明しておくべきかしらん。
現在世に出回っている、Windowsが搭載されたパソコンの大もとってのはIBM-PC/ATってのですが(だから未だに「AT互換機」なんて言ったりします)、実はこいつ、画面を表示する機能ってのはオプションだったりします。つまり、本質的にIBM-PC/ATと呼ばれるパソコンを構成するモノの中には画面を表示する機能は含まれていないわけです。
じゃあ、そのまま画面を表示する能力の無いまま人間が使えるかつーと冗談はやめなさいよってことになるわけで、当初から色々な会社が色々な「画面表示をするためのオプション」を発売していたわけです。こういうオプションは総称して「カード」って呼ばれることが多いです。で、画面表示をするオプションは「ビデオカード」と呼ばれます。でも、「グラフィックカード」「グラフィックボード」なんて呼び方をする人も居て、最近は略称は「グラボ」なんて言われることが多いですがそれは余談なのでさておき。
で、こういう画面表示の機能も各社が勝手に出しているとソフト側で個別に対応をしなければならなくなるわけで、それはかなわんと色々な規格が決まりました。当時はMS-DOSと呼ばれるOSが主流だったんですが、MS-DOS世代で一番最後に一番多く普及した規格は「VGA(Video Graphics Array)」というものでした。これは解像度が640×480で色数は16色(だったっけ?何も見ないで書き続けているので色々嘘が入っている可能性アリ)。当時MS-DOSでは、Tseng LabというところのET-4000というカードが表示速度が速くて普及しておりました。
で、Windows3.1が出ました(1993年だっけ?)。この辺から、VGA以上の高解像度、多色が求められるようになって、また各社が色々な機能をもったカードを出すようになりました。ただ、MS-DOSとは違って、Windowsでは各社が独自に「デバイスドライバ」と呼ばれるプログラムを書けば、そのカードの全ての機能がWindows上で動く全てのソフトで共通に使えるようになったので、ここからは各社が競争の波にさらされることになりました。
ところで、ビデオカードには、パソコンで言うところのCPUにあたる「ビデオチップ」が載っています。このLSIの性能でビデオカードの性能(画面表示の速さ)がほぼ決まります。ただ、ビデオチップのメーカーが自らビデオカードを作っている所は少なく、多くはチップを別のメーカーに売って、その別の会社がカードを設計して作り、販売します。このカードの回路の設計によって、画質がほぼ決まります。同じビデオチップを搭載したカードでも、A社のカードは画質がいいけどB社のカードは酷いなんてことが日常茶飯事に起こるわけです。
話戻って。Windows3.1の時代、最強を誇ったのはS3というチップメーカー。86C928というチップが、同世代のチップに比べて圧倒的に速かったのです。でもこのチップを搭載したカードはおおむね高かったのです。ワタシが覚えている限りでも、Canopusという会社(これも一流のカードメーカー)から出た86C928搭載のカードは定価¥98.000とかだった気がします。
2年ほど経って、Windows95が出ました。Win3.1の頃はWindowsに対応したゲームがあまり無く、Windows自体もゲームにちゃんと対応できるような作りでは無かったのです。当時はゲームはまだMS-DOS対応で出ておりました。ところが、95になってから「DirectX」という規格ができ、ゲームに必要な高速な画面表示や3Dを表示するための規格、サウンド関連やゲームパッドからの入力などがサポートされました。
ここで、一世を風靡したのはnVidiaという会社。Riva128というチップを発売、これの3D性能は当時としては大したもので、新参メーカーながら、3Dゲームの広まりとともにアッという間に広まってしまいます。S3は3Dへの対応が弱く、Windows2000が出た頃にはもうかなり弱小メーカーになってしまっておりました(Tseng Labsなんかはかなり昔に無くなってしまった)。そしてついに、グラフィックスの部門をVIAという会社に売却してしまいます。
で…後は今に至ってしまいます(泣)。nVidiaは今でも2大勢力の片割れです。S3は昔とはうってかわってしまい隙間産業的な「安い・けど大して速くない」チップばかり作るようになってしまいましたが(まあそれでも普及価格帯では一時期はかなり採用されていたはずだけど)、ついにnVidiaに対抗できそうな「DeltaChrome」というチップをそろそろ発売するはずで実際はもういくつか製品が出ているハズなんですがちっとも見かけません(泣)。買いたいのに…。
ここまではチップとカードを別々に作ってきた会社の話。これからはチップメーカー=カードメーカーな会社の話ですがもう面倒くさくなってきたのであとははしょります(笑)。
ATIという会社が現在の2大勢力のもう片方なんですが、この会社はWindows3.1の頃からずっとそれなりのシェアはもっていた会社です。それほど爆速なチップを作っていたわけでは無いですが、画質には昔から定評がありました。しかしこの会社もRadeonというチップを作ったときからnVidiaに対抗出来るようなスピードを出せるようになり、現在の世代では正直凌駕している気さえします(ハイエンドのカードなんて使ったこと無いから実感したことはないけど)。まあ、ATIもRadeonが出るちょっと前くらいからATI以外からもカードが出るようになり、今はもうほとんど自社でカードまでは作っていないんですが。
もう1社だけ挙げておきます。Matroxという会社。ここはWindows3.1世代にMilleniumという素晴らしく性能が高く速度が(2Dの)速くそして高いカードを作っておりました。その後も画質ではとても定評のあるカードを次々と出してきましたが、速度(特に3Dの)があまり進歩しなかったためにあまりメジャーな地位には来ていません(まあ昔も高すぎてメジ綵nΕーにはなれなかったけど)。現在でも自社でチップとカードを両方出しているほとんど唯一のメーカーになってしまいましたかね。現在はPerheliaというカード(ここに限ってはチップ名=カード名でOK)を出しており、これがnVidiaやATIの上級チップにも対抗できるとかいう触れ込みでしたが残念ながらそこまでの性能は無いようです(試してないからよくは知らん)。
いや、他にもチップメーカー、カードメーカーなんて死ぬほどありますけど、こういうのも書き出すと止まらんのでとりあえずこの辺で。続きがあるかどうかは全く知りません(笑)。
でも、もうS3の駄目カードは散々買っちゃったし、あとWindows3.1でマトモに使えそうなカードつーたらMatroxのくらいしか無いかもしれんなあ(ATIのカードでWindows3.1でも使えるのはしょーもないのしか無い)。ところがMilleniumとかMillenium2とかMystiqueとかG100とかG200とかのPCI版がねーんだよう(泣)。見つけ次第買いたいんですがねえ。出来たら2?3枚くらい欲しいな(笑)。