今日の夜9時ごろ帰ってきました。何だか昨日の朝に家を出たとはとても思えないくらいに疲れました…仕事で相当残業したってここまで疲れるもんじゃないです。
今日は火葬、そして告別式。昨日は夕方からのお勤めでしたが、今日は朝から大忙しです。出棺のときは柩をかつぎ、なんやかんやと雑用をこなし、告別式の受付をして、そして昨日葬儀屋に言われた、
「この地域では、親戚を代表してお孫さんにお別れの挨拶をしていただくのですが…」
孫って、ここに来ているのはワシと妹だけじゃん!じゃあワシかいな。そりゃあやりますよ。今朝ホテルを出る前に、父親とあーでもないこーでも無いと文章をひねり出して、何とか挨拶。親戚一同&ご友人の総勢約50人の前で、堂々と?お婆様にお別れのご挨拶を述べました。
喪主だったわけでも無いのに、遺族側になってみると葬式というのは本当に忙しいものだということがとてもよく分かりました。まあ、でも、ただ悲しみに打ちひしがれるよりは、何かと動いている方が良いのかもしれません。死者は現世には戻ってはこないのですから、来ていただいた皆様の相手をして、全てが終わってからゆっくり回想すれば良いことです。
孫の挨拶に加えてもう二つほどつ東京での葬式と違っていたのは、まず一つは全てが斎場で済むのでは無くて、斎場はお通夜と翌日の出棺だけ、その後火葬場へ移動して火葬、収骨し、さらに今度はお寺へ移動してそこで告別式を行うということ。これも疲れることになった原因の一つに違いありません。何せこの3ヶ所のお互いが全て市内とは言え結構な距離がありましたし。もう一つは、告別式をやるお寺につくと、親族がそれぞれ
お供え物や位牌、遺影など計10アイテムほど?を一人一つ持って行列をしてお寺に入るということ。あの世で食べ物に困らないように、おにぎりと団子、お茶1杯に水1杯。卒塔婆に花束、おにぎりと別の椀飯、後は忘れました(泣)。そして、火葬の柩には、「お小遣い」という名前で呼んでいましたが多分三途の川を渡るためのお金?を。
また、お通夜の後、火葬が終わるのを待っている間、告別式が終わったあとの法事(会食)と、やたらとものを食う場所が多いのも。僕のようなデブは目の前に食べ物があるのにそれを食わないということはあり得ませんので(笑)、食い疲れもしてしまったでしょう。
疲れきって、帰路へ。石巻から仙台は、仙石線というローカル単線電車に1時間20分ほど乗らなければなりません。ちなみに、仙台から新幹線に乗るとほぼ同じ時間で東京に帰ってこられます(笑)。始発駅ですから充分座れることは座れるんですが、グッタリと疲れ切って乗っていて仙台まであと2駅というところで人がドヤドヤドヤ…。まるで東京並みのラッシュ。何事かと思ったら、その駅はフルキャストスタジアム宮城のある駅だったんですね。そして、今日は雨天中止。ちょうど中止になって人々が帰るところにハチ会わせてしまったというわけで。まあこっちは座ってはいるわけなんですが、それでもこんなものを見せられたらさらにグター。
明日が土曜日で、本当によかった…。