「ギャラクシーエンジェル3期」
9話:任務からの帰還途中、ミネラルウォーターが切れたために見知らぬ惑星に立ち寄ったランファ。そこは美しい花畑が広がっていたが人の気配はない。見渡すと、オンボロのレストランが一軒。やはり人は居ないので勝手に家捜ししていると、背後に声。しかしそれはウェイトレス型のロボットだった。なりゆきでミネストローネなど注文してしまったランファだったが、出てきたのは赤いスープにネジが浮かぶシロモノ。食べずに帰ろうとすると「オキャクサマ オカンジョウ」。ランファはトランスバール紙幣を出すがロボットは認識しない。この惑星のローカル紙幣は持っていないと弁明すると、突如ロボットが「クイニゲハ セイバイセヨ」と豹変して襲いかかってきた。何とか撃退し、自機に戻って惑星を離脱しようとするランファ。しかし、前を見ると機体にへばりついたロボット。「目からビーム」を受け墜落する紋章機カンフーファイター絶対絶命!のその瞬間突然ロボットが停止。バッテリが切れた模様。安堵したランファだったが再び動き出すロボット。しかし表情は元に戻り、口から出たのは「イラッシャイマセ」。後頭部の太陽電池でエネルギーは充電されたが機能はリセットされてしまった。紋章機が壊れてしまったのでランファはロボットと一緒に店に戻り、基地へ通信。そしてカウンターに座りミネラルウォーターを一口飲むと、それを見たロボットは「ミネラルウォーターヒトツ ニヒャクリンガニナリマス」…。
ブラック系ですね。でもちゃんとオチてます。えらい。面白かったです。ブラックな話だったので滝光一か…と思いきや金巻兼一。この人は当たりはずれ多いけれどハマッた時はプチ神ですな(第二期の3、4話とか)。これが滝光一だったらかなり見直したんですが(笑)。最後だけは余計なもの入れずにランファの悲鳴で終わったらよかったと思います。
オンボロのウェイトレスロボはなんと真田アサミでした。そうとは微塵も思わなかったけれど、聞き直してみると最初の「イラッシャイマセ」にはでじこの面影が。そういえば、ロボットの「目からビーム」。あれで気が付いてもよかったのかも(笑)。しかし相変わらずうまい。オンボロロボのギクシャクした機械っぽいしゃべり方がなってないと全てぶちこわしになりますからな。
ちなみにウェイトレスロボと言っても萌え萌えではなくこういうの↓ですからご安心を(笑)。
食い逃げ撃退モード(笑)↓
10話:突然民間に買われることになってしまったエンジェル隊。先方からのご指名なので待遇が良いのではないかと喜びいさんで行った一行だったが、それぞれに一つ一つ仕事が与えられ、それが無理難題ばかり。各自がテキトーにこなして戻ってきたら、テキトーにこなしたツケが…。
つまんねーからこれだけ。だから金巻兼一は当たりはずれが多いと。いやまあG.A.に関しては小林靖子もそうなんですが。見所はランファへの依頼にでてくる宇宙海賊だけですかね。あのBGMはヤマトかはたまたハーロックか。「宇宙の物は俺の物」はハーロック「宇宙の海は俺の海」+ジャイアン(言うまでも無い)か。どうせならヤッタランくらい出して欲しかったですな。あと依頼主の富豪ババアがヘタクソだったのも。
そういえば、昨日の「鋼鉄天使くるみpure」は(毎回変な話ながらも)やけにワケワカラン話だと思ったら、井上敏樹でした。全話荒川稔久だと思っていたんですが。んで今までのも確認したら、ここ3話が井上脚本でしたね。つーか、こういうのを「G.A.」で見たいんですが…。ここまで破綻したギャグはさすがに日曜朝の番組ではやらせてもらえないんでしょうか。そう考えると「シャンゼリオン」は。あれを許したセガは(笑)。