26日の絡みで、どれみの後番は「明日のナージャ」ってタイトルらしいですな。噂レベルで「セラムンの新作」ってのがあったんですが違ったようですね。どんなのになるやら。まあスタッフはほとんど一緒でしょうからとりあえず楽しみにしましょ。最初はタイムスリップして何年か戻ってでもどれみを延長して欲しいとか思っていたけれど、まあさすがに4年もやったらええか。
個人的には「も?っと!」(第三期)が一番良かったかな。順番をあえてつけるなら「も?っと!」>「無印」>「ドッカ?ン!」>>>>>(超えられない壁)>>>>>「#」か。
「も?っと!」は全体的なバランスがよかった=とびぬけた傑作は無かったけれど佳作が多かった、ミッション話(※)に面白いのが多かった、ももこたん大活躍(笑)などなど総合的に判断して。正直ズバ抜けて何かがイイ!ってわけでは無いんで書くことが少ないんですが(笑)。
※シリーズ毎におジャ魔女どもに課される何かしらの課題に絡む話。無印は「魔女見習いの進級試験」、#は「ハナちゃんの健康診断」、も?っとは「連中の魔女復帰を反対する魔女達を納得させるためのパティシエ試験」、どかは「先々代の女王が6人の孫に与えた思い出のプレゼントを再現」
無印は他の3シリーズが失ってしまった「魔法が楽しい!」「魔女見習い故に起こるドタバタ」が面白い。他のシリーズでも一応魔女見習いだけれど、本来1級試験をパスしていて正魔女の資格を持ったにも関わらず、毎度毎度の何かしらの事件が原因で魔女見習いに戻されてしまっているだけなので魔法を失敗するということは無い。「失敗もあるけれど、でも魔法を使うのは楽しい!」というコンセプトは子供向けとして重要。それに進級(小学校の方)もしてあまつさえ赤ん坊を育てたりもしたので人間的にかなり落ち着いてきたということもあり、無印は他に比べて「子供の目線」が保たれていると思う。一番のターゲットは幼稚園?小学校低学年なんだろうけど、はっきり言って「も?っと!」「ドッカ?ン!」は高学年以上(=キャラと同じ年齢層)でないと理解できないと思う。でもそこまで来てしまうともうオモチャは買ってくれない罠。つーか、こうやって思い出しながら書くまで自分も無印はこうだったなあ、ってのを忘れてたワイ。もう一回見ないとな。
「ドッカ?ン」はあえて並べるとこうなってしまいますが細かく見てゆくとも好きな話もいくつか。むしろ傑作と呼べるようなのはここが多い。29話「はなさないで!つないだ手と手」、40話「どれみと魔女をやめた魔女」は本当に素晴らしい。ただしお子様は完全にお断り、だけれど。この二つに関しては小学校高学年すら範疇の外で多分大人で無いといい話だと思えないんじゃ(そういう意味では駄目な出来とも言えるかも)。
「#」…ワタシの思っている「パート1は意欲的な新作パート2は最悪パート3はバランスの取れた良作の法則」に見事にハマってしまいました(笑)。つまらなかった全てはハナ坊が原因だと思う…。クラスメート絡みの話はよかったのもあるし。まあ「五十嵐卓也新シリーズディレクター修行の場」だったんでしょうな(無印のみ佐藤順一シリーズディレクター)。
いかん、原稿やってて一息入れるつもりで「明日のナージャ」を一言書こうと思ってたのに長々と…。