日記1/26の2

「おジャ魔女どれみドッカ?ン!」最終回:今まで皆を助けてきたどれみが卒業式の朝、初めてワガママを言います。「卒業式に出たらみんなと別れなきゃいけない…。卒業式なんて出たくない!私、みんなが思ってるような『いい子』じゃない!」そして、魔法が解けて4年前の姿に戻った魔法堂へ立てこもります。

ゆき先生(女王様)の計らいで、卒業式は一時中断、そして6年生全員が魔法堂の前に集まり、どれみを説得します。どれみが楽しんでくれたおかげでただの嘘つき少女にならなくて済んだ信子、どれみのおかげでまた学校に来られるようになったかよこ、どれみが見舞いに来てくれたおかげで病気が良くなったしおり、どれみのおかげで児童会長になれた玉木、「オレは…てゆーかここにいるみんなは、お前のことが大好きなんだよ!」と叫ぶ小竹。

どれみのおかげで両親を再婚させることができたあいこ、どれみのおかげで素直になれたおんぷ、どれみのおかげで日本にとけ込めたももこ、どれみが卒業式に出ないなら自分もでないと言うはづき。

そしてハナちゃんは「どれみが出てこないならみんなにハナちゃんの秘密バラしちゃうもんねぇ?ポ???ロリンピュアリン、ハナハナ?ピッ!」その言葉に驚き、必死でバリケードを退かして外に出るどれみ。

どれみを優しく抱くハナ。「…つかまえた。」
「………バカ。」
そして駆け寄るみんな。

そして…「わたしのつばさ」やっぱりこの歌は全てこの瞬間のために用意されていた歌でした。きっと卒業式のシーンにかぶせて最後流すんだろうとは思っていたけれど、でも全員で歌うとは(声優ではなくて本当の子供か?)。もうあんた、涙チョチョ切れですよ。

いやもう全て主人公のための最終回でした。「どれみ」の4年間は、魔女になるための4年間でもあったわけですが、でも普通の小学生としての4年間でもあったわけで。今まで泣き言一つ言わずにみんなを色々と助けてきたどれみが初めてみんなの説得に助けられる…。林野は「悔しいけど、6年1組は学級委員の僕ではなく、君を中心にまとまっていたんだ」と言いましたが、1組だけじゃなくて6年全体が、でしたな。5年の時にクラス替えがあって、旧2組の連中は半分以上が2組になってしまったわけですから。

もうなんやかんや余計な事は言わない方がいいですな。素直に余韻に浸りましょう。ありがとうと言いたいのはこちらの方です。アニメに限らずこういう「作品」を見て最後にありがとうと言いたくなるなんてそうそうあるもんじゃありません。1999年の素晴らしいアニメの中でも別格でした。本当に4年かけただけの価値のある作品でした。

今日はもう他は何も見ないぞ。特にG.A.とか見たらブチ壊しになるわい。

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