すんません2日分まとめて行きますの4

朝はサッサとホテルを出て、伊東駅で立ち食いソバ食べてすぐ出発。

僕は知らない立ち食いソバ屋には必ず寄ってしまうという悪癖がありまして、昨日も実は乗り換えの熱海駅で食べていたり(熱海駅自体は何度も来ていますが、ソバ屋が伊東線のホームにあって伊東線に熱海から乗ったのは初めてだったので)。なかなか納得が行く立ち食いソバってのも無いもんです。高級っぽくすればいいというものでも無いし、さりとて手抜きしてもいいわけでも無いし。

真鶴に10時前には着きまして、岬めざして歩く歩く。

まだ朝なのに、超炎天下。駅前のコンビニで念のために水は一本買っておきましたが、無かったら本当に倒れていたかも(まあ買う場所はいくらでもありましたからそんなことはないと思うけど)。さらに、サンダル履きだったがアダになり、両足の土踏まずにマメが。たった4kmなのに、着いた頃にはもう目まいやら吐き気やらで大変。ケープ真鶴という施設がありまして、とりあえず喫茶店入ってかき氷食べる。これが疲れすぎて手も口も動かずなかなか進まない (笑)。「冷房中なので扉を開け放しにしないで下さい」という張り紙とは裏腹に全然涼しくない店内。汗は止まらない。

それでも何とか完食したあたりでやっと体の各部も落ち着いた模様。施設内をウロウロしてみると…何か覚えのある食堂。いや、相当昔に真鶴には家族で来たことがあって、すごくうまいアジのタタキの定食を食べた覚えはあったのですが、そのかすかな記憶と店の造りが一緒。メニューを見てみると…アジのたたき定食は存在します。きっとここだったんでしょうな。

まあ普通はこうなったらここでアジのタタキ定食を食べるところですが、昨日の店にあまりにも腹が立って、金目鯛のうまいのを食わないと帰れない。いや昨日食べたのは開きで、あれも冷静に食えば結構いいものだったんでしょうが。この施設は別にメシを食わすための施設では本来ないようなので、この食堂は他の魚は提供していないようです。後はざるそばとかフライ定食とかこういった所で食べたら200%の確率でまずいもんばっか。

炎天下はともかく、足のマメは結構痛いので帰りはバスを使うことに。途中、魚市場に立派な食堂がありましたので、そこで降りてみようと思ってそこで降りる。時間は11時半ごろでしたが、入ってみたらもうすごい人並んでますよ?有名な場所なのか。並んでまで食べる気にはなれなかったので、足の痛みをおしながらそこから近い別の店へ。そっちも来る途中気にはなっていたので…入り口に「一日6食限定金目鯛煮付け定食」て張り紙があったもんで(笑)。

さきほどの店がそんな感じだったので、こちらも「限定」と言ったものが既に無くなっているかもしれないと思いながら「まだあります?」と聞くと「あります」「じゃあそれお願いします」。

下田の「なかがわ」で食べた金目鯛はデカいのが一匹丸ごと煮付けになっていましたが、しばし待ってから運ばれてきたこの店のは、アタマだけ。いわゆるカブト煮ってやつですか。しかしながら…このアタマのデカさたるや、下田で「デカい!」とビックリした金目鯛のさらに倍はあろうかというもの。全身が出てきたら男4人でそれだけで一晩飲めます。まあちょっと全身にチャレンジしてみたくもありましたが…。写真じゃ比べるものが無いから大きさが分からないな。

デカいだけで大味ということも無く、実にうまい金目鯛。場所が場所だけに身はそんな多いというわけでもありませんでしたが、それでも普通にスーパーで売ってる金目鯛の全身くらいはあったと思います。この定食は¥2100でしたが、これ全身食べたら一体いくらになるんでしょうか(汗)。

食べ終わって、この旅も終わり。バスで駅まで戻って、疲れ果てたのでグリーン車で帰京。

終わりよければ全て良しとは言いますが、それにしても一日目がひどすぎました。調べてから行けばいいじゃん…とか言われますが、あの店は結構有名店だったようですから多分調べて行っても同じ結果になったでしょう。むしろ、昨日は諦めて入ったわけですし、自分の勘がまだはずれてはいないことを確認できたという意味ではよかったと(すげえ負け惜しみ)。昼間通りかかったときに「あんな店入るヤツは馬鹿だ」と思っていたわけですから、まあ馬鹿でしたわ (泣)。

あさっては宇都宮に行ってきます。別に妖精ミュージアム以外はどうでもいいわけですが、「餃子」と「バー」が名物らしいですから、チェーン居酒屋でシュウマイでも食べてこようと思っています(笑)。

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