日別アーカイブ: 2007/08/13

すんません2日分まとめて行きますの4

朝はサッサとホテルを出て、伊東駅で立ち食いソバ食べてすぐ出発。

僕は知らない立ち食いソバ屋には必ず寄ってしまうという悪癖がありまして、昨日も実は乗り換えの熱海駅で食べていたり(熱海駅自体は何度も来ていますが、ソバ屋が伊東線のホームにあって伊東線に熱海から乗ったのは初めてだったので)。なかなか納得が行く立ち食いソバってのも無いもんです。高級っぽくすればいいというものでも無いし、さりとて手抜きしてもいいわけでも無いし。

真鶴に10時前には着きまして、岬めざして歩く歩く。

まだ朝なのに、超炎天下。駅前のコンビニで念のために水は一本買っておきましたが、無かったら本当に倒れていたかも(まあ買う場所はいくらでもありましたからそんなことはないと思うけど)。さらに、サンダル履きだったがアダになり、両足の土踏まずにマメが。たった4kmなのに、着いた頃にはもう目まいやら吐き気やらで大変。ケープ真鶴という施設がありまして、とりあえず喫茶店入ってかき氷食べる。これが疲れすぎて手も口も動かずなかなか進まない (笑)。「冷房中なので扉を開け放しにしないで下さい」という張り紙とは裏腹に全然涼しくない店内。汗は止まらない。

それでも何とか完食したあたりでやっと体の各部も落ち着いた模様。施設内をウロウロしてみると…何か覚えのある食堂。いや、相当昔に真鶴には家族で来たことがあって、すごくうまいアジのタタキの定食を食べた覚えはあったのですが、そのかすかな記憶と店の造りが一緒。メニューを見てみると…アジのたたき定食は存在します。きっとここだったんでしょうな。

まあ普通はこうなったらここでアジのタタキ定食を食べるところですが、昨日の店にあまりにも腹が立って、金目鯛のうまいのを食わないと帰れない。いや昨日食べたのは開きで、あれも冷静に食えば結構いいものだったんでしょうが。この施設は別にメシを食わすための施設では本来ないようなので、この食堂は他の魚は提供していないようです。後はざるそばとかフライ定食とかこういった所で食べたら200%の確率でまずいもんばっか。

炎天下はともかく、足のマメは結構痛いので帰りはバスを使うことに。途中、魚市場に立派な食堂がありましたので、そこで降りてみようと思ってそこで降りる。時間は11時半ごろでしたが、入ってみたらもうすごい人並んでますよ?有名な場所なのか。並んでまで食べる気にはなれなかったので、足の痛みをおしながらそこから近い別の店へ。そっちも来る途中気にはなっていたので…入り口に「一日6食限定金目鯛煮付け定食」て張り紙があったもんで(笑)。

さきほどの店がそんな感じだったので、こちらも「限定」と言ったものが既に無くなっているかもしれないと思いながら「まだあります?」と聞くと「あります」「じゃあそれお願いします」。

下田の「なかがわ」で食べた金目鯛はデカいのが一匹丸ごと煮付けになっていましたが、しばし待ってから運ばれてきたこの店のは、アタマだけ。いわゆるカブト煮ってやつですか。しかしながら…このアタマのデカさたるや、下田で「デカい!」とビックリした金目鯛のさらに倍はあろうかというもの。全身が出てきたら男4人でそれだけで一晩飲めます。まあちょっと全身にチャレンジしてみたくもありましたが…。写真じゃ比べるものが無いから大きさが分からないな。

デカいだけで大味ということも無く、実にうまい金目鯛。場所が場所だけに身はそんな多いというわけでもありませんでしたが、それでも普通にスーパーで売ってる金目鯛の全身くらいはあったと思います。この定食は¥2100でしたが、これ全身食べたら一体いくらになるんでしょうか(汗)。

食べ終わって、この旅も終わり。バスで駅まで戻って、疲れ果てたのでグリーン車で帰京。

終わりよければ全て良しとは言いますが、それにしても一日目がひどすぎました。調べてから行けばいいじゃん…とか言われますが、あの店は結構有名店だったようですから多分調べて行っても同じ結果になったでしょう。むしろ、昨日は諦めて入ったわけですし、自分の勘がまだはずれてはいないことを確認できたという意味ではよかったと(すげえ負け惜しみ)。昼間通りかかったときに「あんな店入るヤツは馬鹿だ」と思っていたわけですから、まあ馬鹿でしたわ (泣)。

あさっては宇都宮に行ってきます。別に妖精ミュージアム以外はどうでもいいわけですが、「餃子」と「バー」が名物らしいですから、チェーン居酒屋でシュウマイでも食べてこようと思っています(笑)。

すんません2日分まとめて行きますの3

しかし、今日2軒行き、2軒通りかかった市営の温泉。造り的にも、元々は地元民用の施設だったわけでしょう(そして今でも基本はそうなんでしょう)。こういうものを観光資源としてアピールするのってどうなんでしょう。街が観光で食っていくということは、当然「ヨソ者」がドヤドヤと入ってくるわけです。つーかまあヨソ者にドヤドヤ来てもらってカネを落としてもらうことを観光と呼ぶわけですが(ものすごくミもフタも無い言い方だな)。

元々人の出入りが激しい都会とは違うこういう場所というのは、ヨソ者の来訪を好まない閉鎖的な社会が多いはずです。そんな町や村が日本中にあって、しかしロクな産業が無いから観光に頼ってみようということになって、地元の人達だけが使っていたようなものまで切り売りして、でも結局地元の人達が使っているところにヨソ者が来てもいい顔するわけが無くて、結果観光(を産業にしようとすること)は失敗する。無論カネだけはたいて観覧車とか作ってみるようなのはそれ以下で論外。

そりゃ中には観光で成功している町村もあります。そういう所は地域一丸となって観光で食っていくんだという雰囲気が(意識していなくても)肌で感じられるもんです(通りすがりの人への対応とか)。

しかし、結局そうはならなかった(できなかった)地域の方が圧倒的に多いはずです。そりゃ、住民全員のコンセンサスを取りつけるなんてことはなかなかできるもんでも無いでしょう。僕が個人的に(または仕事で)行った場所で、町や村全体がいい雰囲気を持っていたのは、伊豆の下田と福島の山都町(今は喜多方市の一部)くらいですか。いやホント下田行けばよかったわ(泣)。別にうまいもん食って温泉入れるなら何度行ったっていいわけだったんだし。

文句言うなら改善案まで出すべきなんですが、こりゃどうしたら良いもんなんですかね。人の気持ちの問題ですから。やはり夕張みたいに一度ドン底まで落ちないと、人の意識は変わらんもんですかね。まあ夕張も人の意識が変わる前に「そして誰もいなくなった」になりそうですが。

すんません2日分まとめて行きますの2

一眠りして、7時半ごろ先ほど目をつけた店に行ってみると…満席。残念。

街をウロウロして、他にピンと来る店は皆無。そうこうしているうちに、昼間通りかかった、どうやら有名店とおぼしき店の前に。レーダーは無反応、どころか明らかに駄目オーラを放っていましたが、時間的にも他の店も大体埋まっていたので、一席たまたま空いていたこの店に入ってしまいました。

まあーそこからもう最悪の嵐。客は放置、レモンサワー一杯出すのに10分(店員は数いるのに)、さらにそのレモンサワーが麦焼酎で作られていて味最悪(いい焼酎使えばいいと勘違いしている。サワーは甲類で作らないと意味が無い)、一人他の店員に乱暴なクチのききかたをしていて聞かされている客を不愉快にさせるのが居る(さらにその馬鹿は狭い店内を走り回ってウザ杉)、そんでも壁は有名人のサインで一面ビッシリ。

料理が出てくるまでにこれだけ不愉快にさせられれば、どんなにいいものが出てきてもうまいと思うはずがありません。もうカンカンで味なんかサッパリ分かりませんでした。出て他の店を改めて探そうとも思いましたが、量は多いので腹いっぱい。もう無理(泣)。

まあゴミみたいなところでしたな。店名は出しませんが(笑)。

これでテンション-200%。

うーむ最悪な旅だ。明日は真鶴に寄ってみよ。そして、火?木が休みになったので、火曜日に宇都宮行きます。妖精ミュージアムでこの憤懣やるかたない気持ちを癒してもらおう(笑)。。

すんません2日分まとめて行きます

宿に入って一休み。づがれだーーーー

家を出たのが10時ちょい前、フツーの東海道線で伊東に着いたのが12:40頃。

観光案内所で市内の地図をもらう。市営の温泉のうち、一つが駅前すぐだったのでとりあえず入ってみっかと行ってみたら、誰も居ない。キョロキョロ見回していると、老婆が奥から出てきてこちらをギヌロと睨み「2時からだよッ!」。

テンション50%ダウン。

じゃあ飯食べようかと思ったんですが、あまりピンと来る店がない。見つけられないまま海の方まで行ってしまったので、マリンパークでも目指してみっかと(他の温泉も2時とか3時とかからだったので)。

道の駅なので、当然JRからはちょいと歩きます。つーか基本的に徒歩で行くところでも無いし(笑)。またピーカンのカンカン照りで、海沿いの道ですから何一つ遮蔽物も無い。かなり死にそうになって到着。

ここも琴線に触れるものは何も無し(泣)。後で¥170で温泉入れるの分かっているのにここで¥1500とか出す気にならないし。

水だけ買って、街に戻る。戻る途中に市営温泉のうちの一つがあったはずなので、探すも無い。同じところを行ったり来たりして、3回目でやっと発見。どうみても地図の場所では無い。ここも2時からで、通りかかったのは1時40分くらい。地元の方が何人か開店待ちしていて、こちらをギヌロと(泣)。

テンション70%ダウン。

諦めて、ひとまず昼飯食べるところを探す。探してある居酒屋みたいなところに入る。通常なら絶対に選択しないタイプの店でしたが、テンションの下がりっぷりと暑さにやられて思考が正常ではありませんでした(笑)。日替わりの魚煮付け刺身付き定食を頼んでみるも、全然イマイチ。しかも今日の日替わりはアジの煮付けってなあ。

昼飯食べ終わって2時半。そこから10分程度歩くと、また別の市営温泉があるので、そちらに向かってみる。今度はすぐ見つかったし、既に開店。入ってお金払って…もう完全に昔ながらの銭湯。ロッカーは基本的には鍵がかからず、鍵がかかるのは40ヶくらいのうち6つ。荷物抱えた観光客みたいのが来ると鍵付きを優先的に使わせているようです?

風呂そのものは悪くないけれど、客層は完全に地元のジイさんばかり。ネットにも観光協会のマップにも「市営の温泉を巡ってみましょう」とか書かれている割には、観光客を呼び込むようなしかけは何一つありません。道すがら案内板とかも無いので、場所も分かりやすいとは言いがたいし、実際観光客は皆無。

そんなわけであまり長居する気にもなりませんでした。唯一、脱衣所にむか??しのタイプの瓶牛乳の自販機があったので、コーシー牛乳だけ飲む。フタも厚紙ので、針を刺して取るタイプ。まだあるんですねこういうの。これは最高にうまい。

じゃあせめてもう1軒行ってみようと、そこから自分が泊まるホテルまでの間にもう1軒あったのでそこへ。

こちらはまだ駅に比較的近いせいか、観光客もチョロリとは居ましたし(でも圧倒的にメインは地元のジイさん)、番台の人(ニイさんとオッチャンの中間くらい)もとても親切に案内してくれる。風呂の作り自体は一緒で、中央に大人10人程度が入れるくらいの浴槽があって、あとは壁沿いに蛇口が並んでいるだけ。

このクソ暑いのに熱い温泉に2軒も入って、結果死にそうに(笑)。5軒も入れば御の字とか言ってましたけどとんでもない。もう充分です(笑)。

そんなわけで、今はホテルでグッタリ。2時間ほど寝てから、魚が食えそうな居酒屋を探します…(既に1軒目星はつけた)。