日別アーカイブ: 2003/09/28

日記9/28

「ファイヤーストーム」最終回
アッハッハッハッハこんな終わり方って(爆笑)!!!!
モレーリ様率いるゾリオン星人の先発隊にも手を焼いているストームフォースなのに、ついにゾリオン星人の本体が地球に向かって侵攻を開始。その数1万超。

困り果てたSF9だったけれど、本体へ地球の位置を送信している通信機を見てマッキャリスター司令官が一考。

「ゾリオン星人の宇宙船には、宇宙の『死の放射線』を遮断するために窓が一切無くて、この通信機からの信号だけを頼りに地球を目指している。だから、この通信機を奪って太陽の前に置いておけばゾリオン船団は皆太陽につっこむはず」

で、大気圏内でしか飛べなかったサンダーボルトを一機だけ宇宙を飛べる仕様に改造(3日で)、通信機を無事奪取してサムとナギサは宇宙へ。定時連絡は地球時間(どこのかは知らんけど)の22:00、モレーリ様が通信機を奪われたことに気がつくと別の連絡を行ってしまうだろうから、一日の通信が終わった直後に宇宙へ持ち出して次の定時連絡を行うときには太陽に近い位置まで持ってゆかなければなりません。太陽までって結構距離あると思うんですが、急遽改造したわりにはこのスペースサンダーボルトの性能は随分高いようですぐに太陽の前。

普段は某ピラミッドの中に通信機を放置していたモレーリ様も、今日が本隊が地球に着く前の最後の通信とあってこの日ばかりは白いタキシードで正装し(笑)、通信機の場所へ行って見るとそこは後の祭り。

んで、SF9の目論見どおり、太陽に向かってドボドボ突っ込んでゆく1万のゾリオン宇宙船(笑)。普通は太陽にある程度近づいただけでもう壊れてゆくと思うんですが、突っ込む直前まではそのままで太陽に入った瞬間熔けてゆくのはあまりツッコんではいけないんでしょうか(笑)。しかしシュールなシーンだ。無駄にCGの質は高いし。

映像でそれを見せられてブチ切れるモレーリ様。ルースミラーとともに緑色の光をバチバチ発光させると、そのままピラミッドが崩れてしまいアボーン。

第二期やらんかな?(笑)。

「デ・ジ・キャラットにょ」
「マジカノミステキーツアー」って。先週予告で見たときは何事かと思いましたが、漢字で書くと「間近のみ素敵」。間近で見ると素敵だけれど、ちょっと離れてみるとそうでもない…というものを探しに行こうというバスツアー。久しぶりに桜井節全開な話でした。「デプラピョゲ坊デビュー」に続く名作でしたな。あのときはギターと納豆が実写でしたが、今回はオハギが実写。

そして問題の2話目。帰る…ってアンタの宇宙船には燃料が無いんじゃん…とか思ってたら、それがオチかい(笑)。つーか、自分で自分の船のことUFOって言うなよ(笑)。未確認なのか(Unidentified Flying Object)。

そして…来週からピョコラ様登場!!このまま出ないのかと思った(そのために「ぴよこにおまかせっ!」のOVA出したのかと思ってた)。よかったよかった。

「仮面ライダーファイズ」
前代未聞、ヒロインを生き返らせるために敵の四天王に入ってしまった主人公(笑)。そしてスマートブレインの病院で手術を受け、生き返った真理。イヌタクはこのまま真理には自分がオルフェノクだということを隠して生きてゆくのかと思いきや、敵に襲われて真理の前でウルフオルフェノクに変身(最初はファイズに変身したものの、ベルトを奪われて投げ出されてしまったから)。そして真理の脳裏によみがえる、流星塾の同窓会。オルフェノクに襲われて倒れてゆく塾生たち。そのオルフェノクとは、今まさに真理の目の前にいるウルフオルフェノク…。

なんかアッサリ真理は生き返ってしまいましたが、別にオルフェノクになったわけじゃないんですかねえ?

日記9/27

東京ゲームショウへ行ってまいりました。最近のゲームなんて何一つやってないし別に行く気など微塵も無かったんですが、千種氏に教えてもらった情報で、「Gunslinger Girl」とかいうアニメのイベントがありそれに小清水亜美と寺門仁美が来るというのではもうこれは行かぬわけにはいきません(笑)。

11:00幕張メッセ到着。もうワタシはゲームショウくらいでしか幕張メッセに行く機会は無いのでしょうか。イベントは15:00からだったので、それまでは全て千種にまかせて回りました。それにしても最近のゲームはもう凄いとしか言いようが。それに、iモード用のゲームの多さ。ワタシはH”なんでその辺の事情は全然知りませんでしたけど、昔のゲームとか結構遊べてしまうんですね。ドラクエ1とかファイナルファンタジー1とかも出てしまうようですし。

15分ほど前にステージに行ってみると、もうほぼ満員。一番後ろの席になんとか二人座って待ちます。そしてイベント開始、主役の5人の声優がまず登場。春に行ったでじこ祭りのときのアニメ製作発表会とときなどは主役3人が登場した瞬間客席全体から「アサミちゃ???ん」とか「み゛ゆ゛ぎちゃ???????ん゛」とかそれはもう凄いものでしたが(笑)、こちらは実におとなしいものです。5人のうちお目当ての2人以外の声優はちっとも知らん子でしたが、一人はオバチャン顔、一人は近藤サト似であとはもう覚えてません(笑)。とにかく小清水亜美(高2)と寺門仁美(中3?)のトシは大体分かってますが、あとの3人は見た目年齢不詳です。一体いくつくらいなんだ?

一人一人挨拶してゆきます。小清水亜美は結構ナージャの声そのまま、寺門仁美は「くるみPure」のときより2オクターブほど高い声で、しかも何をしゃべってんだか自分でもよく分かってないような感じで(笑)。しかしまあ二人ともカワイイっす。つーか、寺門仁美はこのまま声優まっしぐらになってしまうんでしょうか。もったいない。今日はなんだかお顔がちょっと変でしたが。それとも最近の大森怜子みたいに、ほとぼりが冷めるまでしばらく身を隠すんでしょうか(笑)。

まあ、とりあえず目的は達成したので非常に満足でした。帰りに池袋のみつぼに寄って、タン刺しとハツ刺し食べながらホッピー飲んでこれまた満足。このまま満足満足で一日を終えたいところでしたがそうもいかなかったのが…

「ガンダムSEED」最終回
あの…戦争が終わったのって、別にラクスご一行様が何かしたからじゃなくて、単にザラ議長が死に、ヤキンドゥーエが自爆してザフト側に戦争を続行する戦力が無くなってしまったから…?まあ、戦争を終わらせるにはザラ議長は死ななけりゃならんだろうとは思ってましたけど(この男みたいなキャラが改心でもしようものなら萎え萎え)、死に方も味方の名もない兵士に打たれてオシマイ。打たれ方も、ちょっと自分に反抗した兵士を打ったらそいつの死に際に打ち返されただけ。馬鹿にしてるのか。

そして最大の見せ場(になるはずだった?)、死んだフレイがキラに語りかけるシーン。説得力無いことこの上無し。このシーンをやりたいんだったら、ここから逆算してストーリーを組み立てなければならなかったはずです。一体これのために何をやった?フレイに関しては本当に不愉快なシーンばかり見せられた挙げ句これか。一体誰がヒロインだったんだ、この番組。まさかフレイとは言わせぬ(笑)。

最後のキラとクルーゼの戦い。こうしたいんだったら、ムウの設定をキラにあてはめるべきだったんじゃ?キラの「人工子宮で生まれたただ一人の成功例、史上最高のコーディネーター」って設定全然生きてないし。ムウは別にただの「良き兄貴」でもよかったはず。

例えば、「クルーゼはどこかにいる自分のクローン元の人間の息子を捜しつつザフト軍で戦っていたが、中立プラントであるヘリオポリスに入港したと言われる地球連合の最新鋭艦アークエンジェルを追ってヘリオポリスを攻略した際についにキラを見つけ、キラが戦争に巻き込まれてアークエンジェルの乗組員となったことを知り、アークエンジェルを執拗に追うようになる」とかどうでしょう。

んで、フレイを最後あのように使いたいんだったら、サイには申し訳ないけれど途中で死んでいただくようにしてほしかったですな。サイがずっと残ったままだったのも後味が悪くなってしまった一つの要素です(しかも後半何かしたかと思うと、単なるブリッジクルーの一人でしかなかったし)。父親を目の前で殺され、婚約者まで死んでしまって悲しみに打ちひしがれるフレイがだんだんキラに惹かれるようになって、しかしラクスは途中でクルーゼに拉致されてしまい…としておけば最後のあのシーンが生きたはず。

そして、キラはラクスとイイ仲になってはなりません。フレイとも中途半端なまま別れ、ラクスとあんな関係になっちゃってるのにあのラストは絶対にありえない。ロランとディアナ・ソレルとの関係のようにしておけば良かったんです。要するに「あこがれの対象ではあるけれど、決して対等な関係では無い」という風に。そうしておけば、フレイが居なかった間ラクスと仲良さそうにしゃべっていてもこの二人は別に結ばれるわけで無し…と納得できたはず。ついでに、アスランもラクスの婚約者とかにしないほうが。

そして最大の問題、「キラがラクスの元に居た間に何を悟ったか」。これに関してはすぐには思い浮かびませんが、とにかくあそこで何らかの結論は出さねばその後戦う理由はできなかったわけで。ここで結論が出れば、バルトフェルトが再度出てくる理由も出来るんです。彼に「どうやって戦争を終わらせる?」と問いかけられたところからキラ君の悩みは始まったわけですから、そりゃあ言われた本人にその答えを言ってやるのが一番。それに、アークエンジェル&クサナギ&エターナルご一行様は結局キラを中心に集まったようなもんなんですから、キラ君は皆が集まる前の時点で悟りを開いていなければならんのです。いや、悟ってたんですけどそれが一体なんだったのかがサッパリ見えてこなかったのがいけなかったわけで。

んで、結局ここが見えてこなかったから、アズラエル(&3バカ)とザラ議長という「分かりやすい『悪』」をザフトと地球連合双方に配置して、こいつらさえ倒せば戦争が終わるとかいうようにせざるを得なくなってしまったんですな。「戦争が無意味だ」ということを知らしめたいんだったら、こんな浅はかなものではなくてもっと深い何かを見たかったです。上にも書きましたが、ワタシもこの部藹n・に関してはすぐには思い浮かびませんが。

とにかく後半はガッカリさせられっぱなしでした。ここまでひどいアニメは「スーパードールリカちゃん」以来です(笑)。「ファイヤーストーム」や「ぴちぴちピッチ」はまだ楽しめる部分が(本来の要素じゃないけど)あるからいいんですが。