ついに日本プロ野球選手会がストライキ決行。さて、どうなりますやら。別にワタシはこのくらいでプロ野球を見放したりはしませんが、世間はどうなんでしょうね。まあ、もはや「どうでもいい」がかなり多数を占めてしまうような気もしますが…。
正直、経営者側としては「テメエラいくら金つぎ込んでいい選手育てても(むしろ育てれば育てるほど)メヂャーにいっちまうじゃねーかよヽ(`Д´)ノウワァン!」でしょうしなあ。まあ、清原や中村豚みたいな訳の分からない高額年俸はこれからかなり無くなってゆくでしょうなあ。「そんなに年俸上げてくれないんならメジャー行っちゃいますよ?」「どうぞ」という場面、増えそう。
この前小林至が日曜朝のTVで「早く真・野球ワールドカップの実現を!」って言ってましたが、残念ながらワールドカップが本当に盛り上がるには、各国にレベルの高いリーグが無いといけないわけです。ところが、残念ながら野球で本当にレベルが高いと言えるのはアメリカ、日本、キューバくらい。オーストラリア、台湾、韓国はほんの一握りの選手だけがこのレベルに達しているくらいで、キューバ以外の中南米諸国はほぼメジャーリーグの下請け。ヨーロッパに至ってはまるでダメ。しかも、最大最強のメジャーリーグは、そんなものを開こうなんて考えは微塵も無さそう。
となると、本気で「真・ワールドカップを開催することで日本も生き残る」には、ただちに日本の優秀な指導者が世界中にちらばって野球を普及させなきゃならんわけです。そして、なんならメジャーリーグ抜きでも世界中が盛り上がれるようなワールドカップを作り上げなけりゃならない。
そんな度量、ありますか?国内のことだけでこんな大混乱が起こっているんですからまあ推して知るべし、でしょうが…。