日別アーカイブ: 2005/11/11

ジジイの昔話

※多分世の中にはこれを読んで激怒する人種が居るであろう事を分かってて書きます。

ひょんなことから12年くらい前のタイトーのアーケードのシューティングゲーム「グリッドシーカー」の曲を聴くことがありまして。

前々から思っていたけど、やっぱりこの時期のZUNTATA(タイトーのサウンド開発チーム)って何か自己満足の塊みたいな音楽ばっかりじゃない?僕がタイトーの音楽を好きだったのは「レインボーアイランド」「フルスロットル」「ニンジャウォリアース」くらいまで(これらは同じCDに入っていました。あのCDは神だ)。「ナイトストライカー」「ダライアス2」あたりからおかしくなってきて、「メタルブラック」そしてこの「グリッドシーカー」あたりは(この辺ちょっと時期が前後してると思うけど)もう駄目。「ダライアス外伝」なんて僕にはもう意味不明な音楽です。キュビズムの絵みたいな音楽。まあ、でもこの辺は凄い信者が居るんですよね…ああ恐ろしい。きっと叩かれる(じゃあネットに書くなでもどうしても言いたかったんだよう)。

今のPCMバリバリの音源になってからゲームミュージックを聴かなくなりました。やっぱりFM音源とPSGが好きだ。FM音源の、あの少ないパラメータで様々な音色が作れて、でもパラメータ少ないもんだから完璧に似ている音なんてのは到底できなくて、でもその中でみんな頑張って色々な音色作ってて、そして、その他の楽器に似ているような似ていないような音がFM音源自体のイロになってきて。こういう雰囲気っていかにもコンピュータ使っているという感じですよね。単純に音そのものを取ってみれば今のレベルからしたら取るに足らないような音ばかりだったとは思いますけど、それでも僕はあの世代の音源が今でも一番好きです(だからよくCDに入っていたアレンジ版とかが大嫌いだった)。PCMは、どうあがいてもFM音源じゃ出せないドラムス(ハンドクラップ含む)・オーケストラヒット・ディストーションギターだけは許す(笑)。