西の空に明けの明星が輝く頃1つの光が宇宙から帰ってくる。それが僕なんだよ

はやぶさお帰りなさい。映像、リアルタイムでは重すぎて見られませんでしたが、USTREAMの録画を見ることができました。
http://www.ustream.tv/recorded/7634995

何億kmと言われても全くどれだけ遠いところに行ったか想像もつきません。いつか人間が行ける日も来るんでしょうか。

CPUは日立のSH-3ですよ。セガサターンがSH-2、ドリームキャストがSH-4。初期のWindowsCE機と同じくらいの演算能力しかない頭脳でかなりの部分色んなデバイスをを自動制御していたんだから凄いもんです。やはり電源確保が難しい旅程で省電力性が買われたんでしょうか。

カプセル投下後、投下のために地球側を向いていなかったカメラを最後の姿勢制御を行って撮った最後の写真。
http://twitpic.com/1wh78q
データが途中で途切れているのが泣かせます。偶然が生んだ凄い演出。これ多分今後使う人出てくるだろうなw。

イトカワのサンプルはカプセルに入っているでしょうか?
http://news.bbc.co.uk/2/hi/science_and_environment/10285973.stm
BBCがよくまとめてくれていますが、NASAのスターダスト・プロジェクトのMichael Zolensky博士の言葉。

“You hope for grams of sample but you can make do with much less than that. On Stardust, the entire sample return was on the order of thousands of nano-grams. That was thousands of grains, each of which weighed about one nano-gram; and one of those grains you could spend a year studying,”
「何グラムものサンプルを期待するかもしれませんが、それよりはるかに少ない量でも大丈夫。スターダストでは、得られたサンプルは何千ものナノグラム粒子の集まりでした。数千個の、一つ一つが1ナノグラム程度の粒子、その粒子の一つぶでも何年も研究する価値があるものです。」(わたしのひどい翻訳)

きっと全くのカラってことは無いでしょう。カプセルの回収が出来ればこのプロジェクトは満点確実。

それにしても、テレビはほぼ無視だそうじゃないですか(見る気もしない)。やはりネットではリアルタイムに何万人何十万人の人が同じ映像を見るのはまだまだ難しいです。個人がインターネットで簡単に情報を発信できるようになって10年以上が経ち、文字やスチル画像なら相当なアクセスにも耐えられるようになってきていかにテレビというメディアが客観的ではなく情報発信側の主観で情報を垂れ流していたのかが段々バレてきているわけですが、あとは誰が発信した映像でもリアルタイムにどんな人数でも楽に視聴できるようになったとき、テレビは命運尽きるでしょう。早くそんな日が来ることを願う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です