しかし、気がついたら金城も190安打。青木が破ったセリーグ記録というのは実は1999年のローズの記録だったわけですが、これが192安打。あと1試合だけですが、金城もこれを破れる可能性を持っているんじゃん。実は僕最近まで知らなかったんですが、交流戦を含めると今年は146試合だったんですね。そりゃ130試合とか135試合に比べれば安打数は増えるわな。
まあローズの名誉のために言い訳しておくと、その試合数の差以外にも青木は1番、ローズは4番の違いがあります。1年間フル出場したとしたら打席数にしてかなり違うはず。実際、青木の打率は3割4分台ですが、ローズは3割8分台(確か右打者のセリーグシーズン記録だったはず)。ローズの安打数を単純に÷135×146してみると208安打。やっぱりローズは凄かった(笑)。
1998年、石井琢郎が135試合で174安打して最多安打賞を取りました(年度別の最多安打の記録が載っているところがなかったので、僕が覚えている範囲で…)。今年174安打以上打った選手は6人もいます。今年のようなシステムで行く限り、1シーズン内で積み重ねる記録は新記録がポロポロ出そうですね。さすがに投手の勝利数は無理だろうけど…42勝ですからねえ(稲尾、スタルヒン)。今年の楽天のチーム勝利数より上なんだから(笑)。
それにしても、160試合で261安打した2004年のイチローはやはりズバ抜けている。