なんだか通販番組みたいな日記になってしまいましたが(別にどこからもお金をもらっているわけではありません)、ついでにもう一つ宣伝を(笑)。
パソコンで使うフォント。仕事がらMicrosoft Officeで作られたデータをもう嫌になるほど、しかも様々なパターンのものを見ているわけですが、どんな凝ったデザインにしても、どうしても今ひとつ「どこかで見たような」ものに見えてしまう。
一つはMSオフィス標準添付のイラストやパターンを使いすぎることですが、もう一つは「MS明朝&MSゴシック」。PowerPointに至っては、標準状態だと和文がMSPゴシックで英文がCenturyというひどい有様(セリフ体とサンセリフ体を混ぜるな!)。これのせいでほとんどが台無しです。MS明朝の半角文字の出来があまりにも悪いためかどうかは知りませんがwordでは標準でMS明朝とCenturyを組み合わせるようになっていますが、これもこれで文字の太さがあまりにも違うので半角文字ばかり目立ってワタシは好きではありません。こういう特徴があるために、Wordで打った文章もPowerpointで打った文章もこの辺が標準のままですともうバレバレ。
何が悪いって、まあ書いたとおり和文フォントと英文フォントの組み合わせが悪い上にこのMS明朝&MSゴシック自体が全然綺麗なフォントじゃないということ(個人的な好みも多分にあるでしょう。ワタシは大嫌い)。しかも、太さ(ウェイト)が1種類しかありません。本来、太字にしたいときはアプリケーションの太字(ボールド)機能を使うのではなく、同じ書体のウェイトのより重いものを使うべきなのです。しかも、アプリケーションの太字は機械的に太らすだけですから、印刷してみるとすぐ文字が潰れて読みづらくなってしまいがちです。最終的に紙にプリントすることが前提なら、画面でどう表示されていようが全くそれにこだわる必要などありません(特にExcel)。
というわけで、フォントは最低限買うべきだと思っているんですが、そういうものに1万も2万も金は出したくないのも人情。
ただ、最近はダイナコムウェアがかなり良心的になってきたと思うんで、二つほど紹介します(別にお金は全くもらっていません(笑))。
一つはDynafontこれくしょん2004。売値は¥3000をちょっと超えるくらいでしょう。正直使い物になるかどうか微妙なフォントが多いですが(笑)、こいつを買う最大の目的は「DF平成明朝」と「DF平成ゴシック」にあります。この二つがそれぞれ4種類のウェイト(3、5、7、9)で収録されています。同じ明朝で(もしくはゴシックで)太さが4種類も選べるとどう使いでがあるか、どう見栄えが変わるか。結構ショック受けると思います。くれぐれも、ちゃんとプリントして比べてください。画面ではイマイチ分からないと思います。でも、プリントしてみれば、あの「いかにもWordで打ったっぽさ」が消えていると思います。
もう一つは悪名高きソースネクストの感動素材ダイナフォント50。ソースネクストとは言っても、入っているのはダイナフォントのシリーズですし、単なるフォント集ですから大丈夫です(笑)。税抜き¥1.980。こちらも微妙なフォントが多いですが、とりあえず細丸ゴシック、細楷書、角POPは持っておいて損は無いでしょう。
両方買って約¥5.000。どうでしょう。これに価値を感じるでしょうか。感じないでしょうか。
本当はあと「なんぼモノが配置しやすいからって、プリントが前提のものをExcelやPowerointで書くのは最悪なんてあって、まあプリントする側から言わしてもらえばそりゃIllustratorとか使って欲しいけどまあ所詮シロートにゃ無理なのは分かってっから、せめてWordで書け理由は云々」と言うことが書きたかったんですが、これは週末までとっときます(笑)。まあ簡単に言えば「確かにExcelやPowerpointはオブジェクトの配置はしやすいけれど、あくまでもプリントが前提という条件なら、PowerpointやExcelに出来てWordで出来ないことは無い。むしろ、Wordででしか出来ないことがある」ということです。で、そのWordででしか出来ないことがキレイなドキュメントを作る上でとて???も役に立つわけですね。
もちろんIllustratorとかIndesign持ってて使えるんなら、本格的な本とかチラシとかを作る際はそっち使うべきです。当たり前です。あくまでも一般ピーポーがMicrosoft Officeを使ってちょいとキレイなものを作りたいってときの話です。