何でも出るのね

昼休みに書泉ブックマートの2階で色々物色。洋モノの非電源ゲームを見ていると、本当にd20だらけ。凄いもんですな。あとはそれ以外のボードゲームでは、Die Siedler von Katanの英語版のトラベラーズエディション(コンパクトな持ち歩き用版)なんてのがありました。やっぱり英語版のタイトルは「Settlers of Katan」なのね(笑)。これ欲しいな。聞くところによるとカプコンが出した日本語版はゲームシステムがちょいと改悪されているとか言うことだし。

で、他の本をつらつら見ていると、この前の「図解 メイド」のシリーズが色々と。そしてその中に「図解 クトゥルフ神話」。もう馬鹿かと阿呆かと(古)。買いましたよええ(笑)。

「はじめに」のところに『なお、本書は「クトゥルフ神話」が現実であるとの視点に立って執筆しており(以下略)」と書かれていて、本当にそのようなノリで書かれています。クトゥルフに初めて触れる人がこの「はじめに」のこの一文を読みのがして最後まで読んでしまうと大変なことになります(笑)。僕も最初「はじめに」を読まずに読み始めまして、冒頭からいきなり太古の昔から本当に存在した神話であるみたいな書かれ方をしているのを見て唖然としました(笑)。

「ダヴィンチ・コード」なんかが大流行しているご時世ですし、そんな大変なことになってしまう人がこの世で2?3人くらいは居そうな気がする(笑)。

僕はクトゥルフに関しては、文庫の「暗黒神話大系クトゥルー」と「ラヴクラフト全集」くらいしか読んでいないので(しかも読んだのは中学生くらいのはるか昔だし)よく知っているとはかなり言い難いのですが、今日買ったこの本はありとあらゆるクトゥルフ関係のネタを拾ってきて百科事典のように解説しているので、イマイチ楽しめない部分も多いです(自分が悪い)。「シャーロック・ホームズ」で有名なモリアーティ教授が『スイスのライヘンバッハの滝で命を落としたかと思われていたモリアーティだったが、実際には「外なる神」に掬い上げられて九死に一生を得、以後はその敬虔なる使徒として歴史の陰に暗躍したという」なんてどの作品に載ってるネタなんでしょう。全然知らネー(泣)。