四万温泉 12/19~12/20

というわけで、今日は別にフツーに仕事しただけですので書くことも無し。楽しかったことだけ書こうw。

先月某日、メッセンジャーで四万温泉にそのうち行ってみたいなんていう話をしていたら、そのまま行くことになってしまいw。青森に行ったときに酸ヶ湯を通ったんですが、そのとき知ったのが、昭和29年に日本で初めて「国民保養温泉地」として指定された温泉3箇所があり、それが酸ヶ湯、日光湯本、四万だったということで行ってみたくなったんですね。理由としてはちと弱い気がしますが気にしないw。酸ヶ湯は素通りしちゃったからなー。行けばよかった…。

12/19
草津にバスで行くときは新宿のJRバスターミナルからですが、今回は東京駅八重洲口からの出発。僕個人としては京都行ったとき以来ですかね、東京駅発の高速バスは。10:00に待ち合わせして、10:30に出発。その直前にバス停に停まっていたのは大江戸温泉物語行きのマイクロバスでしたが、かなり乗ってました。人気あるのね。

高速に乗った後は草津行きと大体同じルートを通って、同じ上里SAで休憩して、渋川伊香保インターで降りてあとはチンタラチンタラ…と思ったら。時刻表では4時間となっていましたが、結局3時間で着いてしまいました。あら不思議。上州ゆめぐり号みたいにあちこち回っていかずにほぼ直行ですからかね。本来は14:30着で、無料の共同浴場は15時終了なので駄目かと思っていたんですが、思いがけずに3箇所回れることに。ひとまず今回の宿のつばたやさんに荷物を置いて。家族経営の小さな宿です。

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こんな感じの街。中央に見えるのが共同浴場の一つ「河原の湯」。4~5人がつかれるくらいの浴槽があります。湯はほんのり色がついているくらいの、ほぼ中性のお湯。草津に比べるとおとなしいですが、でも温かい良いお湯です。

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河原の湯の前から川に向かって。雪景色も良いですが、四季全ての景色を見てみたくなる雰囲気があります。

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もう一軒屋内の共同浴場に行ったあと、こんな感じの露天風呂へ。ここだけは夜21時まで入浴可能です。混浴ですが、もちろんおねーさんの類は一切居られません(泣)。我々を含めてオッサンばかり。それほど熱くないお湯につかったり出たりで一時間。

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そして晩ごはん~。一泊2食\7300にしては結構なお膳です。そして、米が実においしかった!あんなに炊いた米がピカピカに輝いていたのは久しぶりに見たような気がする。そのくらい普段食ってるものがひどいと(泣)。間違いなく安い米ではなかったんでしょうが、水もいいからだろうなあ。

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別注でぼたん鍋まで食べちゃうぜ!鍋どんだけ高いのかと思ったら一人前たった\1500!そして普通に夕食が出た上にこのボリューム!!結構な大きさの鍋に野菜やキノコがギッシリ。そしてイノシシの肉もたっぷり。普通に鍋と白飯だけで充分過ぎです。いや完食しましたが、つらかったw。辛いけど、メチャクチャうまかった…。イノシシ肉はアブラが本当においしいのです。肉を入れたあとのツユのうまいことうまいこと。

通常は晩ごはん食べてからガンガン酒…になるわけですが、もう無理w。一休みして、宿の露天風呂に入ります。写真撮れなかったんですが、なんとここの露天風呂はご主人の自作という。川のすぐ脇に作られた、さきほどの共同浴場の露天風呂よりも「すぐそこが川」という実に眺めの素晴らしい風呂。その分囲いも何にも無いので隣近所のホテルから全て丸見えですがキニシナイw!

また小一時間ほど温泉入って、もうしばらくしてようやくチビチビと酒が飲めるくらいに。しかしやっぱり普段ほどは無理っす。腹が苦しすぎ。こんなにアホみたいに食ったのは久しぶりかも。

12/20
朝食は普通に食べましたが、やっぱり腹はあまり減ってはいないw。とりあえず大正漢方胃腸薬のお世話になりっぱなしです。先日の胃潰瘍っぽいのは、アシノンを数日飲んだらよくなった雰囲気です。

帰りのバスは13:40頃なので、とりあえず歩く。街の奥の日向見薬師堂を目指す。本当は四万川ダムを見たかったんですが、徒歩ではちと遠い。というか別に歩くのは構わないんですが、時間がそこまでは無い上に路面が凍結している場所が多くて危険(泣)。

街の上の方まで歩いてゆくと川を見下ろすような形になるんですが、下の方ではサルが何匹も川沿いできゃっきゃうふふとやっとる。歩いていく道には、雪の上に明らかに中型の四本足の動物の足跡がついていたり、熊に襲われたときに鳴らす鐘が道路際に常備されていたり。カモシカが結構見られるらしいんですが、今回は出会えませんでした。ざんねん。野生でも結構近くまで寄ってくるみたいですが。

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滝を見るたびに1/4秒くらいのSSで撮りたくなるわけですが、今回は手ブレ補正が強力なレンズもコンデジもなければそもそも明るすぎ(泣)。これを手持ちで撮るには18-105VR+NDフィルタが必要です…。

で、日向見薬師堂を見て帰ってくる。立派な茅葺き屋根のお堂でした。白川郷なんかは定期的に屋根を張り替えてますが、こっちはそのままっぽいです。

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最後に風呂に入るのは由緒正しい積善館。建物は「千と千尋~」の湯屋のモデルです。ここも比較的安めに泊まることもできるんですが(めっちゃ高いコースもある)、今回泊まった宿がかなり良かったのでまた来たときはそちらになるでしょうw。

しかし、積善館の浴場はまたなかなか豪華。5つの小さめの浴槽が並べられ、閉所恐怖症のワタクシには絶対に無理な一人がキッチリ収まることしかできないむか~しな感じの蒸し風呂やらも。何でかは分かりませんが我々で貸し切り状態になってしまい、ゆったりできました。

昼食の釜揚げうどんと合わせて\2000。まあ「お高いんでしょう?」な宿としてはかなり妥当な金額でしょう。高くは無い。釜揚げうどんもおいしかったし。

あとはバスで帰京。一泊二日とは思えないようなゆったりした旅でした。ちょうどいい忘年会にもなりました。つーか毎年これでいいんじゃね?忘年会。草津より片道一時間早いので、普段行くにもこっちも充分アリですね。バス片道\2500だし。ああどうしよう、来年は毎月草津に行くつもりなのにw。あと、とりあえず東京から3時間程度で行ける安めの宿のある温泉として、栃木の川治温泉と、山梨の裂石温泉に行ってみたい。

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