入院2日目

MRI検査もしまして、椎間板ヘルニアのような慢性的なものではなさそうだということでした。とりあえずよかった。それでも一週間近くかかってしまいそうですが。

病気ではないので動けないこと以外はヒマをもてあましているだけので、どんな一日だったかを書きましょうか。

6:30くらいにたたき起こされ(笑)、濡れタオルで顔をふきます。血圧を計って、朝ごはん。白飯、豆腐の味噌汁、卵焼き、ゴボウの煮物、牛乳。隣近所の部屋からはジジババ連中のこんなもん食えるかという海原雄山チックな叫びも聞こえてきましたが(笑)、いや普通に普通のゴハンです。そりゃ「ウマーい!」とはいえないかもしれないけど。

9:00ごろ。医者より軽く診断が下されまして、さらに「単なる急性腰痛(いわゆるぎっくり腰)か慢性的なヘルニアかを調べるのでMRI検査もします」とのこと。この病院には設備がないので、別の病院に搬送されて、やって、戻ってきました。ストレッチャーに乗せられて重病患者のごとく一般外来の間を抜けて運ばれるのか実にハズカチイ。こちとら上半身はピンピンしていますが明らかに見られているのに笑顔でいるのもナニですので、とりあえず死にそうなカオをしておきました(笑)。

MRIは2回目なのでまあ慣れましたが、あのすさまじい音には閉口します。ものすごく狭い場所に押し込められて(見た目にはSFに出てくるコールドスリープのカプセル?)ガガガガというすさまじい音を20分も聞かされます。仕組みはよくわからんのですが、ビックリするくらい鮮明な体の内部の写真がとれます。

結果は上に書いた通り。

戻ってきて昼ごはん。白飯、キャベツの味噌汁、肉じゃが(ただし肉部分はひき肉)、イカとワカメの酢の物、りんご2切れ。検査から戻ってきた時間の関係でほかの人より遅い昼食でしたが、看護婦さんが「他の方まずいって言ってましたねえ」なんていやうまいだろう十分。

ちなみに体を起こすこともできないので、寝たまま頭のヨコにお膳をおいてもらい、わずかに体を左に傾けて自力で無理やり食べてます(笑)。僕は左利きなんですが、この体制だ祖左腕が使えないので、これもいい機会だと思ってスプーンなど使わずに右手で箸を使う練習をしながら食べてます。朝昼夜と、じょじょにマシに。多分明日の晩ごはん頃には違和感なくなるくらいじゃないでしょうか。必要にかられればできるもんです。

昼過ぎに母親が来て、ラジオと小説の差し入れ。これで今晩の伊集院と明日のキューバ戦が聞ける(テレビはあるんですが、今の体勢では目が届かない位置なの(泣))。

本を読みつつ、会社からの仕事の問い合わせメールに答えつつ夕方。その間も看護婦さんはちょくちょく様子をうかがいに来たり、体温計ったり血圧はかったり。血液までとられましたが、一応ってことなんでしょうかね。

17:30晩ごはん。白飯、ナスの味噌汁、オムレツのひき肉がけ、キャベツとカニの酢の物、オレンジ。1汁2菜なんて江戸時代の町人より豪華じゃないの。どこに文句言う余地が。

で、今。これ全部ソフトキーボードで書きました。すげーヒマつぶしになった(笑)。

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