「ティラム・バラム」
昔のディスクを見たら、ちょうど中盤の終わりあたりのデータが残っているのがあったので、そこから始めてしまいました。で、結構アッサリ終わってしまった。
こんな大昔のPC-9801のゲームの話したって誰も分からんでしょうが、他に書くことも無いし(笑)。
最後に出てくるのはニャルラトテップさんでしたか。当然ラスボスではありませんよ。いくらなんでもこのクラスを倒してしまうほど無謀な話ではありません。中には「邪聖剣ネクロマンサー」のように、アザトースさえも倒してしまうような馬鹿なRPGもあったりしますが(笑)。ニャルラトテップさんが古代のメキシコにあった、さる文明の「黄金の仮面」を通じてこの世に影響を及ぼそうとするのを阻止する話。まあ人間の力で阻止して大団円になるだけでも相当大それた話な気はしますが。後は大体「俺は人間をやめるぞ、ジョジョー」的な内容(笑)。
ところで、このゲームは南北戦争後くらいのアメリカ南部とメキシコが舞台ですが、中盤にパーティご一行様は「夢の地球」と呼ばれる精神世界に行きます。僕はクトゥルー関連は片っ端から全て読んだことがあるわけじゃないので、これに相当するものがあったかどうかよく覚えていませんが、手元の「図解クトゥルフ神話」を見ると「夢の国」というものはあったようで。で、この「夢の地球」というのは、人間と猫と怪物だけが住む世界。
怪物はともかく、現在人間が住む街や都市で人間以外にその辺を自由に歩き回っている動物って、本当に猫くらいじゃありません?鳥のように空間的な移動の自由度が高い生き物や、虫のように意識して探さないと見られないような小さな生き物を除くと。犬は基本的には人間に飼われているので、よく見ることは見ますが、それは犬自身の意志で歩いているのでは無いし。とは言いながら、たくさんの野良猫達が捕獲されて保健所送りになってもいるんでしょうが…。まあ、でも、猫はしたたかな生き物ですわ。あの可愛さも含めて(笑)。どこで読んだかは忘れましたので信憑性は全く自信ありませんが、犬猫が人間に飼われるようになった過程として「犬は人間が飼い慣らしたが、猫は猫の方から人間に寄ってきた」なんて話もありますし。