仕事明け。池袋をブラつく。まずでじこ屋でシュガーの卓上カレンダー(絵がたくさん載っているので資料代わりに)、どれみのソロアルバム4枚目あいこのを買う。
となりに古本屋があるので、ライパクの単行本がないかと入ってみると、4巻があったので確保。そして棚を一覧…おおッ!!!!!
原哲を先生のデビュー作「鉄のドンキホーテ」だ!!!!!!買う買う絶対買う今すぐ買うというわけでゲット。1983年か…。
帰って早速読んでみる。
…なんつーか、らしいというか昔からそのまんまというか…。モトクロスの話なのにバイクが起こした水しぶきの水圧で人が切り刻まれたり倒れた人間の上をバイクが走って「ゴキッ」てなったり非常識なほど太い腕でラリアットを食らわせたり…(笑)。とにかくバイクのレースなのに流血多すぎ(笑)。そして2巻の巻末の読み切り:北斗の拳!!!!主人公の名前は霞 拳四郎。そうです、「蒼天の拳」の霞拳四郎(字違ったっけ?)の名前はここから来ているようです。中身は全然違うけど。
舞台は現代日本。どっちかつーと「バラモンの家族」に近いでしょうか。敵は南斗聖拳ではなく「泰山寺拳法」という名前です。警察がド悪者で、拳四郎とその親父を殺人犯に仕立ててしょっぴき「ひとりやふたり死んだからってがたがたさわぐんじゃねえ!てめえら大衆なんざはいてすてるほどおるんじゃい!」「調子にのるんじゃねえぞー。てめえらに権利なんざいらねえんだ」とのたまってたりします(笑)。
ちなみに北斗神拳の解説は「今をさかのぼること1800年前、中国は戦乱にあけくれる三国志の時代、浮屠教(現在の仏教)の僧侶たちは世の平和を願い、恐るべき暗殺拳を生みだした。その秘拳は北斗拳と呼ばれた。北斗の星は中国では死をつかさどる神と信じられていた」ということです。仏教は恐ろしい宗教だ(笑)。