日別アーカイブ: 2006/12/19

うーむ

まあ半分くらい予定通りで仕事は一段落。どの辺が予定通りじゃなかったかというと、0時まで起きていた挙げ句「本気で寝たら終わる」と思っていたら結局夢とうつつを行ったり来たり。こういう時って本当にへんちくりんな夢を見るんですよね。内容はとても人に話せたもんじゃないですけど(笑)。

で、なんとか3時頃に復活して仕事しながらちょうど終わったばかりの伊集院ラジオを聞く。

こんな発言がありました:

(最近「エンタ」をクソミソに罵倒してばかりなのを五味プロデューサーが聞きつけて、伊集院に対してトークショーを開いて対談したい、客が全員アンチエンタな人間でも自分は絶対にねじ伏せると言われたのを受けて)

「で、そこが馬鹿じゃん。そこがさ、馬鹿もいいとこじゃん。やっぱりアイツ中学生じゃんって思うところなんだけど。『ねじ伏せる』とか『ねじ伏せない』じゃないから、ものの価値観とか話し合いっていうのは。世の中にある色んな価値観の分かれるもののなかで、『僕は負けない』って言い張ったら、絶対負けないのよ。変な話、五味一男みたいな性格のヤツは何を言おうが負けないの、最終的に自分の中では『負けなかった』っていう、片手が折れてようが足がもげてようが『勝った』っつって帰れるもんなの」(以下略

人と人の話し合いの本質のような気がします(笑)。結局人間の言うことに絶対的に正しいことなんて決められないですから(例えば人が人を殺してもいい世の中ってのもかつてはあったんだし、例えば基本的人権なんてのも所詮は神様から賜ったもんでもなんでも無く人間が勝手に決めたことなんであって)、どんなに言いくるめられようが、どんなに相手が正しいように見えようが、結局は「自分は負けなかった」って思ってしまえばそれで終わり。逆に「負けた」って思ってしまえばどんなに端から見てそっちが正しいように見えても負け。内容の正しさでは無く、どっちが声が大きいか、どっちに勢いがあるかどうかで決まってしまうもんです。悲しいもんですけど。