奥多摩湖 11/18

今日こそはちゃんと書きます奥多摩。

土曜日は仕事づめだったので、
日曜はどっか行きたいなあ、紅葉が見たいなあと近場を探して
行く場所の結論は奥多摩。
あまりに近場すぎるとどっか行った気がしないし、
かと行ってあまりにも遠いと疲れる。
そういう意味では2時間ほどで行ける奥多摩はちょうどいいかなと。

過去一度だけ行きました。ただ、別に紅葉でも何でもない初夏に、
駅近くの温泉だけ入りに。のどかでいい場所でした。

今回はちゃんと奥多摩湖まで行こうと、一応バスの時間などは
ちゃんと調べてから日曜の朝7時過ぎに家を出て、
7:44の新宿発奥多摩行きの「ホリデー快速おくたま」に乗る算段。

10分前に着いたら…

ホームは人だらけΣ(゚Д゚;)しかもみんな明らかに登山ルック。
電車が入線して扉が開いたらものの数秒で席がうまった(*_*)
もちろん座れず。

諦めて、一時間半の奥多摩への行程ずっと立ちんぼ。

奥多摩より15分ほど手前の御嶽ちゅう駅で
ゴッソリ降りていきました。
あまり調べていないのでそこに何があるのかはわかりません(笑)。
でも、残った人たちよりは「登山!」って感じの人が多かった。
こっちは別に今回は山歩きするつもりはないので
一応ダウンで厚着+トレッキングシューズ程度。

昭島までは仕事でたまに行くんですが、
まだそこからが結構ある(^_^;)。
まあ、こちとらまる一日ハイキングするつもりで来たので
へこたれぬわ!

駅に着いてからも、バスがまたギュウギュウ詰め(増発しているのに)。
発車寸前に飛び乗って、30分ゆられて初めての奥多摩湖!!

いい景色(゚ω゚)天気も晴れ。素晴らしい。
着いた後はかなりノープランだったのでとりあえず彷徨ってみる(笑)。

バスには相当な人数が乗っていたんですが、
いつの間にかみんな居ない。どっかハイキングコースでもあるのかな。

目の前は小河内ダムなんですが、
まずは降りたところから湖にそって北側へ。
5分ほど歩いたらでっかい駐車場+土産物屋な場所へ。
すんげえクルマやすんげえバイクがいっぱい並んでます。
見せびらかしたいんでしょうね。

周辺マップが掲示されていましたので確認。
どうやら一旦ダムに戻って、南側の「いこいの道」が楽しそう。

歩いてダムまで戻って、ダムを横断。
途中に展望台があったのでそちらも見学。
なかなかの壮観です。
奥多摩湖はダム湖で、その底には旧小河内村が沈んでいるんですね。
それも50年前。

ダムを渡りきっていこいの道を行こうとしたら…
「直近に熊出没」「がけ崩れ」で通行止め(*_*)
もっと手前にソレを掲示してほしい…

この往復だけで1時間ロスしたぞ!

で、結局湖の北側をひたすら歩く歩く歩く。

紅葉は、本当にちょうどいいときでした。
ただ、周辺の山々は針葉樹が多めで、一面ウワーーっという感じではありませんでしたが
イチョウやモミジに関しては本当に綺麗なのがそこかしこに。

今年も一回はちゃんと紅葉の中を歩きたいなあと思っていたんですが
それに関してはもうバッチリでした(*^.^*)。また来たい。
ただクルマと人が多すぎ(笑)

湖の北側は歩道がないのでクルマに気をつけながら進む進む。

温泉も入りたいと思っていたんですが、頭には奥多摩駅前の
もえぎの湯しかなくて、まあ今日は無理だろうと諦めていたんですが
こうやって湖のほとりを歩いていると、ちらほら民宿や旅館があります。
「鶴の湯温泉」を名乗っていて、日帰り入浴できるところもあります。
ただ、帰りは奥のほうからバスに乗ろうと思っていたので
これも「また機会があれば…」て感じで素通り。

6kmほど歩いて小河内神社。
お参りすべえと国道411号を外れて。
神社に向かう道の入り口にも旅館があって日帰り入浴と書かれていましたが
後ろ髪を引かれつつスルー。

神社が結構高台にあってキツかった(^_^;)
この短い旅の無事を祈って、また下界へ。

そこから2kmほど歩いて深山橋。
これ以上進むと帰りがアレになる可能性があったので、ここで折り返し。
そば屋があったので入りたかったんですが
行列していたので諦め(*_*)。
真冬とかに来れば空いてるかな?

ちょっと戻ったところにも食堂があったので
入ってみたんですが、なんかちょっと…だったのでやめ。

まあ、食べ物はおにぎりを何個か持ってきていたので
別に困らないんですが。

ここで13時ちょい前くらい。
しょうがないから戻るかと近いバス停で時間見たら、
次のバスは14:30くらい(*_*)ヤラレター

ならば!そこから歩いて15分くらいの
さっきの小河内神社前まで戻って温泉入ろうヒャッハー

馬頭館というかなり年季の入った旅館で
日帰りお願いしますと申し上げましたら
「お風呂だけなら\800、お茶付きで\1000です」
お茶付きで(*^.^*)

案内されたのは、宿の裏手。風呂がいくつかあって
それぞれ個別の建物になっているようです。
僕は一人でしたので一番小さい風呂?を貸切で。
これが高台から湖を見下ろせる絶景。

露天ではありませんが、ベランダ的なものがついていて
全裸で仁王立ちもできる(笑)。

こんな日に奥多摩で温泉入ったらもう芋の子洗いだと思っていたのに
予想外の貸切温泉。最高(*^.^*)

お湯はアルカリ性の、入ったらツルツルする感じのやつ。
湯の花も結構舞っています。なかなかよい風呂。
で、後で知ったんですが、ここいらの「鶴の湯温泉」と名乗っている宿は
元は現在湖底にある旧小河内村の温泉地にあったということです。

村は沈んでしまったんですが、源泉だけは湖底から引けるようにしていて、
元々小河内村で営業していた宿はさきほどずっと僕が見てきたように
湖畔にちらばるように移転して、
湖底から吸い上げた温泉をタンクローリーで配湯しているということです。

なので、加水加温循環は当然なんですが、
それでもかなりいいお湯でしたよ。いやマジで。
知った上でもまた来たいと思わせるようなお湯。
これが源泉かけ流しだったら本当に素晴らしい温泉だったんでしょうね…。

温泉を堪能して、食堂でお茶をいただきます。
お菓子もついて、急須と魔法瓶まるごと。こりゃいい。
お茶うまい(*^.^*)

と、一休みしていたら「よかったらどうぞ(*^.^*)」と
おでんまでいただいてしまいました。コンニャクは手作りだって。
このコンニャクがうまい!何とも例えようがないんですがうまい。
また食べたい。

宿自体はかなり古い感じでしたが、一回泊まってみたいですね。

しかし、宿が点在しているので
どうにも温泉街って感じではない。
ローリーで運んでいてすらこんなにいいお湯なのに。
もっとちゃんと整備すればいいのにと非常にそこだけは
残念に思いました。宿が一箇所に集まれば
源泉だって直接引くこともできるでしょうに。
そりゃヨソモンが簡単に言っていいことじゃないのはわかってっけど。

電車とバスで新宿から2時間ちょいで来られるんだし
「東京都」にそんないい温泉地があれば
それだけでかなりのものですよ。ああもったいない。

とか何とか思いながら
バスが来るまでの一時間半をゆったり過ごしました。
いや本当によかった。

で、バスは(奥多摩湖の比較的奥の方に居たにもかかわらず)
もう座れない状態(*_*)。何せ、小河内神社のバス停は
路肩にあるようなショボいバス停にもかかわらず、ここだけで
僕含めて10人弱居たくらいですから。

奥多摩湖の入り口まで戻ってきた頃にはもう満杯だったんですが、
そこでこの奥多摩湖バス停も尋常じゃないくらいの行列(笑)。
軽く30人は並んでいたんじゃないでしょうか。
バス2台並んでいたんですが、両方ともほぼ埋まっている状態で
なんであの30人が収容できたのか謎(笑)。でも収容できた(笑)。

そんな状態で駅まで戻ってきたんですが、
電車は既に入線していて、もう席は埋まった状態(*_*)。
一本遅らせると何十分も後だったので諦めて
また立ちんぼで新宿まで帰りました…。

結局、往復で電車とバス合わせて4時間立ちんぼ、
歩いたのも4時間くらい。

これで一つもやせないんだから困ったもんだ(‘A`)。

でも、奥多摩湖よかった!
一度泊まってみてもいいな。多分やることは何もないでしょうけど…(笑)。

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