日記3/10の2

「ギャラクシーエンジェル」嗚呼駄目だ今週のは二本ともつまらなかった…。

一本目:前日運び込まれた墓石型ロスト・テクノロジーの所為で全員の中身が(ウォルコット中佐も含めて)入れ替わってしまうという話。声優は全員そのままでしゃべり方だけ変え、かつ話の中で何度も入れ替わるという声優の力量が非常に問われる話でしたが……ノーコメント(笑)。話に関しては…オチがしっかりしないとどうにもならんのですね、このテは。最後は何の脈絡もなく軍の関係者が二人乱入してきてロスト・テクノロジーを破壊。「おたくに預けたロスト・テクノロジーを調査した結果、魂を強制成仏させるものだと分かりまして」「なるほど、まさに墓石だったわけですわね」「あやうくあの世逝っちゃうところだったんだ」。で、全員の頭に天使の輪が浮かんで終わり。オチは?どうして「魂を強制成仏させる」アイテムで「魂が入れ替わる」の?ちゃんとせえよ。

二本目:前編真面目な、ギャグの要素が一切無い話。フォルテがかつて所属した部隊が始末した自立型ロボットが一体だけ残っていて、その破壊命令がフォルテとウォルコット中佐に下る。当時危うく殺されそうになったフォルテは気が進まないが、命令なので仕方なく…という、新谷かおるが描いたら非常に面白い話になりそうな内容でした(笑)。色々な形式をパロディ風に取り入れているので、数ある話のうちの一本としてのこの話はアリなんでしょうがこの形式もラストに余韻を残さなければ何もならん。正味10分でこのテの話をやること自体無謀なんだからもう少しラストの演出を考えて欲しかった、なんてヒョーロンカっぽいこと言ってみたりして。

しかし今まで都合6回12話の放映でしたが、面白かったのは3、4、8、9話。打率3割といえば聞こえはいいですが(笑)。面白い回は本当に面白いんだけどひどい回は本当にひどすぎるという、本当に本当に出来不出来の激しいアニメです(笑)。この脚本家の回は必ず面白いかというとそうでもないし…。第二回の3、4話があまりにも面白かったからまだ見続けてるけど、今日みたいのがあと数回続いたらやめるかも。でも面白い回もあるからやめられないか(笑)。いやな番組だ(笑)。

3、4話が面白かった最大の理由は「両方ともちゃんとオチていた」からなんです。とにかくギャグは途中がいくら面白くてもオチないと何にもならない。オチなくても面白いのは日本では「コサキンコント劇場」だけです(キッパリ)。あれは関根勤と小堺一機の才能とコンビネーション、およびその生かし方を知り尽くした有川、館川両作家のなせるワザであり他の何物もマネはできません。凡人はちゃんとオチるギャグを考えて欲しいものです(オレモナー)。

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