日記2/24

昨日の夜も新文芸坐のオールナイトを見てきました。

今回は「キラー・コンドーム」「深海からの物体X」「ラヴ・ゴッド」「アタック・オブ・ザ・ジャイアント・ケーキ」。

・「キラー・コンドーム」
コレが一番面白かった。

ドイツ映画のようですね。でも舞台はニューヨーク。ニューヨークなのに登場人物全員ドイツ語なので妙です(笑)。冒頭でとある大学教授が女生徒を安ホテルに連れ込んで、単位をネタに一発ヤろうとしますがそなえつけのコンドームをつけた瞬間にコンドームが牙をむいてガブッ!とチンチンを食いちぎります(笑)。

似たような事件がこの安ホテルで何件も起きますが、最初の一件以外は娼婦の相手やホモばかりが襲われるという不可解な事件。警察は話を信じず、娼婦がチンチンを食いちぎったという事件として捜査を進めます。

さて我らが主人公…名前…忘れた(笑)…登場。シチリア島出身の中年の刑事。シチリア島出身で現在ニューヨーク在住ですがもちろんドイツ語しゃべってます(笑)。そんでもって中年で頭は佐野でホモ。ハードボイルド風にモノローグを展開したりしますが中年で頭は佐野でホモ。まあ正直顔の中身は結構カッコイイと思いますが、佐野な頭で中年太り、その上超超なで肩。ああ。

さて刑事、美青年をさそって件のホテルへおとり捜査。彼のおかげでそちらの道に目覚めてしまった元同僚のボブ(現在は女装してバーの歌手…)に偶然会って痴話喧嘩などしながら事件が起こる308号室へ。部屋に入って服を脱ぎ、32cmある自分のモノを披露すると、そなえつけのコンドームが動き出す!ただ32cmの棒にはさすがに食いつけずにタマをガブリ(笑)!(もちろん32cmの棒は直接画面には出てきませんが、青年の顔にシルエットが落ち、目を見開いて「ステキ…」トホホ(泣))

それにしても、エロ映画でもないのにこれだけ字幕に「チンチン」と「チンポ」という単語が出てくる映画ってこの世に他に存在するんでしょうか(笑)。あと、何でホモなのにコンドームがいるのかワタシはその道ではないので分かりません。誰か教えて。

幸いタマは食いちぎられずにケガだけで済みましたが、他の警察の人間はまだ信じず。刑事のタマにかみついた傷害罪ということで青年(ビリーだったかな)を指名手配しちゃったりします。

さすがに全部書いてるとキリが無いのではしょりますが(長いんだよおこの映画)、刑事に相手にされなくなったボブが刑事の部屋に忍び込んで、シャワーを浴びている刑事に包丁で「ワタシと寝て!」と襲いかかります。中年太り半ハゲは全裸、ガタイのいいオッサンは女装。会話の内容は「あなたの事を毎晩考えているのよ!」。何ともおぞましいシーン(笑)。

さてボブ(オカマ後は「バベット」と改名したようです)は例のホテルからコンドームを持って来ちゃったもんだから、突然彼のバッグ(ワニ皮)がゴソゴソ!刑事はガスのホースを自分の股間でブラブラさせて、コンドームがチンチンと間違って食いついたところにガスを流し込んで破裂させます。

残骸を鑑識に回したところ、複数の生物を掛け合わせて作られた人工生物であることが判明。誰が、何のために?

ちなみに鑑識の研究員のオバサン、「そんなことよりこっちを見ない?180kgの彼女に上に乗られて窒息死したのよ!これって殺人かしら?セックスかしら?ねえ、口の中に陰毛が何本か入っているのよ!ヒャヒャヒャヒャヒャ」口をきくキャラの中でマトモな人はほとんどいません(泣)。

もちっとはしょって終盤。突然警察に来た女性が中国語(…と言ってるけど絶対に違う…)でまくし立てた内容から、自分が襲われたときに入院した病院があやしいとにらんだ刑事、病院の地下に研究所を発見します。いや?モノさえ違えば「スナッチャー」みたいなんですけどね、この辺(笑)。

研究所には、行方不明になったある科学者が。彼は院長(かな?)に脅されてこのキラー・コンドームを開発しバラまいていたのだ!院長は狂信的キリスト教徒で、「意味のない射精」や「同性愛」が許せなかったのだ!院長は刑事に銃を突きつけ、「あなたのために特大のを作ったのよ?」とバカでかいキラー・コンドームをけしかけます。

何とかこれを撃退した刑事、最後に「罪のない人間なんていない。ホモだっていいんだ」と一大演説をブチ上げます。最後に刑事はビリーと結ばれてハッピーエンド。トホホ…。

あ?長く書きすぎたから他は短く(笑)。つまんなかったし。

・「深海からの物体X」
つまんね?。ただのB級いやC級いやZ級ホラー。とても1999年製作とは思えないCGのクオリティの低さ。以上。

・「ラヴ・ゴッド」
すいません、これ全く説明できないんですけど(泣)。全部見たのに一体何がなんだか分からない。館内も終わった瞬間「ポカ???ン」と静まりかえりました(笑)。ワタシの近くには5人組がいて上の二つが終わった後はいろいろ話していましたけど、これの時は連中すら沈黙。内容についてはネットで検索してください(笑)。つーか、ワタシも検索したいです(笑)。「単にキチガイ数名と低予算着ぐるみがニューヨークを練り歩く」としか言いようがないんじゃないか。役者のみなさんがもし正常な人たちだったのなら、かなり同情します…。でもみなさん、キチガイの演技はとてもお上手だったです(笑)。
こんなのこんなのを発見。でも読んでも分からないでしょう。大丈夫、実際見ても分かりませんから(笑)。

・「アタック・オブ・ザ・ジャイアント・ケーキ」
行く前はこれが一番楽しみだったんですが…。うわー超つまんねー!ただ巨大ムサカ(ケーキじゃない。ギリシャの家庭料理で例えるならラザニアが一番近い)が練り歩き、人がわらわら死ぬ。それだけ。しかもラスト一本だったので途中で寝てしまい気が付いたらスタッフロール(笑)!ああオチはどうだったのやら。でももう一回見る機会があったとしても、どうでもいいなあ(笑)。

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