日別アーカイブ: 2003/09/21

日記9/21の3

今日「555」見終わって、そういえば映画っていつまでやってんのかなあって調べたらロードショーはとっくに終わってて、残ってるのは広い東京の中でたった3館。

こりゃイカンと、今しがた見に行ってきました(笑)。

「仮面ライダーファイズ パラダイス・ロスト」
失楽園(パラダイス・ロスト)と言っても別に川島なお美も黒木瞳も出てきません(笑)。内容としては、「(シャンゼリオン最終回+北斗の拳2の冒頭+何か)÷3」ってところでしょうか(笑)。要するに、もう完全なアナザーストーリー。

近い未来に人類はほとんどオルフェノク化してしまい、わずかに残された二千数百名の人間はレジスタンスを組織して抵抗しながら悲惨な生活を続ける毎日。ファイズ・乾巧は既に死んだが、レジスタンスのリーダーである真理はまだそれを信じようとせずに、いつかファイズが救世主として再び現れてくれることを信じながら啓太郎や雅人その他と戦っていたが、ついにアジトをスマートブレインにつきとめられ…

てな感じの話です。「アギト」の劇場版は本編の一部であり、「龍騎」のときはアナザーストーリーでありながら実は本編が繰り広げられた世界の一部であったというややこしい構成でしたが、今回はまあ完全に本編とはかけはなれたものなのでしょう。もしかしたらこれが最終回なのかもしれませんけど(笑)。でも、劇場版として差別化するにはこれが一番いいテかもしれませんね。明らかに違うし(笑)。

カネは結構かかってたんじゃないでしょうか。ラストのデカブツとかかなりよく動いていましたし(この辺は予告編にも映像でてるから書いてもいいでしょ)、アクセルフォームを一段進化させたようなアレがくり出す同時多発クリムゾンスマッシュ(ネタバレスマソ)。あれには場内の子供達から歓声があがりました(笑)。そして一万人のエキストラ。ちゃんとスタッフロールでは全員の名前を並べてましたな(笑)。

まあ正直子供達がストーリーに関してどれだけ理解できたかは疑問ですが…。でも、今までで一番よく出来ていたと思います。少なくとも同じ『人外の存在に支配された数少ない人間が反乱を起こすモノ』である「マトリックス・リローデッド」の100倍は面白かったです(笑)。

ちなみにこれから見たい方、まだ上映してる3館は、
・新宿東映パラス2
9.20(土)?9.21(日) 10:00/12:00/14:10/16:20/18:30?20:25(終)
9.22(月) 12:00/14:10/16:20/18:30?20:25(終)
9.23(火) 10:00/12:00/14:10/16:20/18:30?20:25(終)
9.24(水) 12:00/14:10/16:20/18:30?20:25(終)
9.25(木) 12:00/14:10/16:20?18:15(終)
9.26(金) 12:00/14:10/16:20/18:30?20:25(終)
9.27(土)? 10:00/12:00/14:10/16:20/18:30?20:25(終)

・王子シネマ
9/28までの土日祝 9:45?11:40

109シネマズ木場
10/3まで 10:35?12:35

ついでに、帰りに「ぴたテン」7巻買って読みましたんでそれも。

「ぴたテン」
まあオタク諸君の間で一番人気があるのは紫亜なんでしょうが、まず6巻で紫亜が実は主人公のひいばあさんだったとオタクを奈落の底に突き落とし、さらにこの巻でなんと紫亜死す!コゲどんぼ先生はどこまでも萌えオタクは許せないようです(笑)。あんた、誰のおかげでメシが食えてるんだと思ってるんだ(笑)。つーか、もう7巻で終わるだろうと思っていたけれど、まだ続くのか…。

第一話開始前までのストーリー:湖太郎のひいじいさんは魔界から人間界に迷い込んでしまった紫亜とイイ仲になって結婚したが、紫亜は魔界に連れ戻され、その子供小太郎は悪魔の血を引いていたために人の霊が見えてしまったり近く死んでしまう人が分かってしまったりで村の人間に疎まれ、人里離れた池で一人たたずんでいるとそこに天使が。本来人間には見えない天使も悪魔の血を引いた小太郎には見えてしまい(何故?)、そこでその天使美紗と話すことが唯一の彼の救いになる。ところがこの世界では天使と人間が直接の関わり合いを持つべきではなく、美紗の姉は美紗を天界に連れ戻すが、美紗が姉に「じきに帰る」と言った現場を見てしまった小太郎、美紗と離れるのが嫌で、自分も死ねば天界に行って美紗と一緒にいられると思いそこで入水。美紗は自分が原因で人間を自殺に追い込んでしまった罪で「天使なのに黒い服を着せられ、人間の目に触れるくらい低俗な姿に」されて罰を受けていたが、小太郎が転生することが決まり、そしてその側で暮らして湖太郎の転生である樋口湖太郎を幸せにするのが課題となる。

で、湖太郎も全てを知るが、美紗はあくまでも「小太郎」を幸せにしたいのであってそれは僕じゃないとブチ切れ(ここで7巻おわり)。

…くらー…。アニメ版には「美紗が湖太郎のもとに来た理由」は全くなかったしワタシはそれはおかしいだろうとずっと思っていましたが、無い方がいい…(笑)。

あ、あとこれの横にコゲどんぼ様様がただ今「なかよし」で連載していらっしゃる「かみちゃま かりん」の1巻が置かれてたんでついでに買ってみました。まあ別に内容についてはいいんだけれど。

さっき「ぴちぴちピッチ」の項で

>もし本当に2年目やるんなら、なかよし&タカラはよほど他に弾を持っていないんだなあ…と。

って書きましたけど、つい最近タカラがブロッコリーを買収、「なかよし」は最近タカラとつるんでる、コゲどんぼはブロッコリーの手下(?)となると、この漫画はタカラ(&ブロッコリー)と「なかよし」の最大の弾になるんでしょうな…。でも、平凡な女の子がある日「神」になる力を得るのはいいんですけど、変身のかけ声が「アイアム ゴーーーッド!」って(笑)。

日記9/21の2

「仮面ライダーファイズ」
まああちこちで言われててワタシも前に書いた気もしますが、ファイズに変身できる条件からして主人公乾巧はオルフェノクなのかなあ…とは思っていましたが、やはり。

しかし、ワタシは劇中でその課程が見られるのかと思ったら、どうやら彼は元からオルフェノクだったのかもしれませんな。でも、そうすると第一話の「俺には夢がない」と言った理由も、第一話で「初めて」オルフェノクを見たときにそれほど驚かなかったことも、合点がいきますが。「オルフェノクの中にも人間の心を残したものがいる」と彼が信じようとしたのも、彼にとっては切実だったのかもしれません。もしオルフェノクになってしまった人間全てが人間の心をなくしてしまうとしたら、彼もそうなってしまった、ということになりますし…。

異形のものになってしまったことで夢が費えてしまう…というと、同じ井上脚本の「アギト」の葦原涼(ギルス)もそうでしたな。彼は最終回近くで「夢なんかなくたって生きていける。平凡に生きていきたい、それが俺の夢だ」と、いい意味で開き直りましたが、果たして我らがイヌタク君は。彼にも、昔は涼にとっての水泳のような将来を託す夢があったんでしょうか。「アギト」の場合は主人公がノーテンキな家庭菜園野郎だったために涼の悲しい部分はそれほどクローズアップされませんでしたが、こちらは主人公ですから。なんとも悲しい物語です。本当にハッピーエンドになってほしい。「SEED」なんかはもう全員死のうがワタシの知ったことではありませんが(笑)。

日記9/21

「デ・ジ・キャラットにょ」
今回は甚だしくどうでもいい内容だったんですが。
次回予告。来週でちょうど2クール終わりなんですが…2話目のタイトルが「でじこ帰るにょ」

ええ!?打ち切りか!?!?!?頼む、頼むからネタだと言ってくれええええええ(泣)!

まあ、この枠の新作の話も全く聞かなくなったので多分ネタだとは思うんですが。

そういえばネタといえば、「ぴちぴちピッチ」が2年目確定とかいう噂まで。まあ、これもネタでしょうけど(笑)。もし本当に2年目やるんなら、なかよし&タカラはよほど他に弾を持っていないんだなあ…と。

日記9/20の2

「マーメイドメロディ ぴちぴちピッチ」
すごい!25話目にして初めてマトモなストーリーだ(笑)。ものすごく根本的な問題を残しましたがね。主人公るちあのペット兼お目付役のヒッポ、水棲動物のクセにペンギン姿は実は仮の姿で本当は人間の美少年…。しかも、自分の美的センスではその美少年はとても醜い姿なのに、水妖のユーリ(今回はちょっと服も変えて美少女風)をカワイイと思ってしまったり。まあ、その辺全て差し引いても、いい「敵味方の叶わぬ恋」話でした。この先このネタがフォローされるのかどうかは知りませんが(笑)。

来週、ようやく4人目のマーメイドプリンセス登場ですか。色といい、髪型といい、「あなた達とは一緒に戦いたくないわ」感といい、まんま前番組の藤原ざくろですな(笑)。