日記1/18の3

あ、「ファイズ」の感想も上げたつもりだったんですがまだ書き途中だった。というわけで。

「仮面ライダーファイズ」最終回

同じ井上脚本としてはアギトはあれで充分納得行ったんですが、今回は…。特に木場が最後、何故巧&三原とともに王を倒す気になったのか、その心の揺れ具合が全然描かれてないじゃん。あと禿が「真・オルフェノク」になった冴子を見てなんで突然恐がりだしちゃったのかも。まあ、ありゃ単なる真性の恐がりだと言うことはできましょうが(役者が彼だし(笑))。

結局物語通してのキーマンは木場だったわけですが、あの役者がヘタッピイだったのが全てを台無しにした元凶でしたかね。思い返してみると、もう完全に木場勇治の物語でしたもんな、「仮面ライダーファイズ」は。第一話の冒頭でオルフェノクになってしまって悩み、そして人間を排除してオルフェノクの世の中にせんとするスマートブレインの存在を知ってからは人間を守るために、自分も人間の一員として生きようとし、でもその人間のせいで仲間の結花が死んでしまって絶望して人間を恨むようになって人間を滅ぼす側についてスマートブレインの新社長になり、それでも最後まで人間のために生きようとする巧を見て自分には何が正しいのか分からなくなってしまった…

こうやって書いてみるとすげー難しい役ですよね(笑)。しかし、そこを上手くやって頂かないと作品の成功は無かったわけで。今考えると、ですけど。

あと、結局オルフェノクは滅びの道を避けられないわけですよね(禿が「残された日々を人間として?」とか言ってたし)。海藤と巧がそこんとこの覚悟が出来てたのかどうかも何だかよく分からんですし(巧の最後のセリフじゃイマイチ…)。

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