日記11/29

「ローゼンメイデン」がとても面白いので、単行本を買ってきてしまいました。漫画買ったのって何か久しぶりだぞ。

それにしてもスーツ姿で買うのが死ぬほど恥ずかしい表紙です3巻どれも(笑)。隠れ蓑にもなりませんが、一緒に先週のタモリ倶楽部で紹介されていた「へんないきもの」も買ってしまいました。

予断ですがこの「へんないきもの」作者オタクだ(泣)。カスザメの説明は「獲物を捕らえる時間は0.2秒。ちなみに次元大介の早撃ちは0.3秒」だの、シロアリの中には粘液銃という機能を持ったものがいるという紹介のキャッチフレーズが「サイボーグ戦士誰がために戦う」だの、ボウエンギョのイラストの解説が「攻殻機動隊のキャラクターではない」だのetc。いや実に楽しい本でした。¥1500はちと高いが。

本題。いや随分と話の順番が入れ替わってますな。よく破綻なしでここまで変えたもんだ(もちろん入れ替えているのはアニメ版の方です)。真紅が突然動かなくなってしまう話、ジュンが人形を直して真紅が感心する話なんかは、まだ雛苺が来る前、真紅しか居ないときの話じゃないですか。

アニメ版では、真紅が動かなくなってしまったのは水銀燈の黒い羽根が一枚真紅のネジ穴に入りこんでしまったからでしたが、原作では単にゼンマイが切れただけ。どちらも、再び起き上がった真紅の台詞は「起こすのが遅い。少し考えれば分かることじゃない」でしたが、アニメを見たときは僕は変だなと思ってたんです。黒い羽根が入り込む伏線なんて無かったし、ジュンが調べてゆく過程でもそんなフリは無かったし(結局は人工精霊が解決してくれただけ)。でも、原作の展開でしたらこの台詞でピッタリです。この辺はちょっとどうにかしてほしかったかも。

蒼星石の話に至ってはもうまるっきり違います。まあこれは多分放映期間の関係でそうなったんでしょうが…。原作で蒼星石の話はまだ解決していないのにアニメは1クールしかやらんのでしょうからねえ。これじゃあアニメは「俺達の戦いはまだまだ続くぜ!」的終わり方しかできませんな(笑)。ローゼンメイデンの人形が7体あるということであれば2クールでも足りんでしょう。残念ですなあ。こういう話はキチっと終わってこそナンボだと思いますがねえ。漫画の方は単行本にして10巻弱くらいの中編程度で綺麗にまとまれば傑作として完結できるでしょうな(そういう意味では、コゲどんぼの「ぴたテン」は好き嫌いは抜きにしてまとめ方は非常にうまかった)。

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