日別アーカイブ: 2007/11/11

ウサギのひみつ

http://www.suntory.co.jp/sma/

サントリー美術館の「鳥獣戯画がやってきた!―国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌―」展を見てきました。

東京ミッドタウンに行ったのははじめてです。家からの交通の関係で南北線の六本木一丁目駅から歩きましたが、六本木ヒルズから結構近いのね。とてつもなくド田舎モンだな。

結構人はいますが、でも凄い人手というわけじゃない。なのにとても混んでいるように見えましたし、展示内容からしたら必要以上に見るのに時間がかかってしまいました。理由ははっきりしていて、
・入館したところからエレベータで別の階に行き、そこから始まる作りの悪さ
・人々がかなり止まったままじっくり見すぎているのに、列を全く誘導しない係員のアホさ
この二つに尽きます。別に、移転しただけで全くの新しい美術館じゃないのに何なんだこの手際の悪さ。江戸東京博物館に匹敵するな(あそこも毎回馬鹿みたいに手際が悪い)。

もの自体は凄く楽しめました。甲乙丙丁の4巻からなりますが、僕らがよく知っている、ウサギやらカエルやらサルやらが出ているのは甲巻なんですね。これが一番楽しい。本当に今のちょっとした動物モノのギャグマンガと同じ。

しかし、今まで僕が直接見たことがあるウサギ達って、表情豊かなわけでも無いし、そんなに始終飛び跳ね回っているわけでも無い。なのに、鳥獣戯画に関しても、後は例えば「アリス」「ピーターラビット」「バッグスバニー」なんかもそうですが、何でウサギには「明るいイタズラ者」っていうイメージがあるんでしょう。とても不思議。「アニ横」もそうだな(笑)。

街猫撮りの難しさ

朝、駅まで歩く途中にはノラの子達がやたらといるので、写真を撮ろうとCalio R1で頑張ったんですが、やっぱり135mm相当までだとキツい。なにせノラ子達は、向こうに一歩でも向かおうとするとピューっと消えてしまいますから。

となると、もう用途に見合った道具を手に入れるしか無いわけです(笑)。

・35mm換算300mm以上の望遠
・単三(もう専用電池は増やしたくない)
・あまりでかくない重くない

となると、多分Coolpix S4しか存在しない。新機種ならPowerShot SX100ISとかもありますが、高いしキヤノンだし。後は単三x4のFinePixS800fdとかSP560UZになってしまいます。性能だけならこいつらを是非ほしいところですが、常にポッケに入れるとなったらもう完全にアウト。

そんなわけで今月のアタマにアキハバラで中古デジカメ売ってる店を一回りしたら、まあありましたよ。Coolpix S4。買いましたよ(笑)。

で、一週間程度で何枚かは撮りました。結構遠くに見かけた猫も、一歩も動かずにかなりズームして撮れるようにはなったんですが、380mmを手ブレ補正無しでブレずに撮るのはかなり難しい。住宅街を通っていきますから、晴れていても結構物陰になってしまったりするのでシャッタースピードはそんなに速くないんですね。救いは望遠端でも解放F3.5なことですが、それでも最低感度ISO50だと1/60秒とか。そりゃブレるっての。ISOをオートにしても、なかなか増感してくれない。

全ISO値を試してみた結果、200までは大して画質が変わらなさそうなので(つーか根本的にそんな画質のいいデジカメじゃないと思う)、ISO200固定で使うことにしました。それでも1/200秒とかなのでまだ足りませんが(ブレずに撮れるシャッタースピードの基準は、1/焦点距離(35mm換算の)らしいです。当然個人差はあるけど)、まあ猫が撮れれば満足なので、とりあえず許す(笑)。後継機種のS10なら手ブレ補正ついてるんですが、専用電池になっちゃったしなあ…。望遠端で1/200秒なら、一段補正かかればいいんですが…。

問題は、こっちが近寄らなければ猫は逃げないんですが、やっぱ立ち止まっているとこっちを向くんですね。そして、大体が不審者を見る目つきで「なんじゃコルァ」的表情になります(泣)。まあこれはもうしょうがない…。

というわけで、撮るには撮ったんですが、もう少しこの機種に慣れてマシなのが撮れるまで載せない(先週載っけた王子の猫は、P5000で撮ったので大丈夫だったんですが。あの子は人なつっこい子なので寄っても平気なのねん)。

これでニコン4台になってしまいましたが、あとは「単三」「手ブレ補正アリ」「5xズーム望遠端190mm相当」のCoolpix L5くらいですかね(笑)。なんで後継のL12やL15は3倍ズームになってしまったんだろうか。