月別アーカイブ: 2007年11月

アニメもそのうち(また)作ってほしい

「有閑倶楽部」
やっと第一話を見ました。む、思っていたほどひどくは無い。話も随分変えてきましたが、まあ悪くないし。しかしまあ展開は早い。

しかし悠理の中の人はホントにハマリ役ですな。まさか実写でやってここまでコイツしか居ない!というような人を見つけてこられようとは。だからこそ、やはり悠理を主人公にしてやってほしかった。正直他の連中は(ry

魅録。あんな性格じゃないだろう。あれじゃあ「息をするのもめんどくせえ」のゲイラ様じゃないかい。なんでここだけ性格まで変えてきたんでしょうか。

清四郎。もっと背の高い人間にしてくれないと何か説得力が無い(泣)。ただのコンピュータオタクにしか見えない。

野梨子。鼻が高すぎ。全然「大和撫子」じゃない。

可憐。ケバ過ぎ。

美童。とても日本人の血が1/4には見えない(笑)。

そして大道具小道具全てがチャチ。もう泣けるくらい。

まあ、でも、ひどくは無い(ひどい言い様をしているけれど(笑))。
とりあえず全話見られそう。

しかし、ドラマを見たおかげで単行本の方を読み始めてしまった…。明日は江戸文化歴史検定の受験日で、まだ公式テキストを半分しか読んでいないんですが(泣)。

牧田知丈さんおめでとうございます(笑)

宮古で飲んでました。日本シリーズも中盤からは最後まで見ました。

「日本シリーズ初の完全試合」と「53年ぶりに日本一になれるチャンスを地元で迎える」。落合監督の脳裏を迷わせたのはこの二つでしょう。

僕の周りは非難囂々でした。まあそれはそれで当然だと思います。でも、僕は中日ファンでもなんでもありませんので、アレを見て「そんな非難囂々になるのは分かりきってるのに、それでも岩瀬を登板させたのは一体ナニか!?」と思いました。

53年ぶりの日本一を地元ナゴヤで迎えるということを何よりも重視して、個人の成績には目をつぶって、より勝つ可能性の高い選択肢を選んだ、ということなんじゃないかと僕個人的には思いましたが。やっぱりそこに「ドラマ」が存在しないと素直には喜べないんでしょうか。53年ぶりの日本一なら、それがどんな手段で決まったものでも(明らかに犯罪とかズルとかで無ければ)喜んでおけとか言いたいですがね。ベイファンとしては。

故ナンシー関が、芸能人のスポーツの大会かなんか(具体名を全く覚えていない…)で嶋大輔が優勝してしまったときに「筋書きの無いドラマが必ずしも感動できるわけではない」と書いていました。今回のケースは、それの逆では無いでしょうか。

誰もが「感動するための筋書き」を描いていたわけです。そして、落合監督はそれを見事に裏切った。病が続投してハムを抑えて「完全試合で日本一」になればそれはもう誰が見ても「感動的な日本一」です。しかし、それは確約されたものではない。ならば、取り得る選択肢の中で目的に達する可能性が一番高いものを選択するのは当然とまでは言えなくても、充分に選択肢の一つになるものではないでしょうか?クライマックスはいつでも感動的じゃないとダメ?

昔、森監督がどれだけライオンズで優勝しても叩かれて、メジャーの誰だったかわすれました監督に「俺さぁあんだけ優勝しているのに野球が面白く無いとか言われてんだよねー」と愚痴をこぼしたとき(←もの凄く脚色入ってます)、「勝って優勝するということ以上の楽しみなんてあるのか」と言われたって話があったんですが(どこで読んだか忘れたけどそんな話があった)、要はそれです。

例え結果論で言ったとしても「53年ぶりの優勝を地元で迎えられた」それで充分だろう。贅沢言うな。いや、むしろ中日ファンはそんな贅沢言ってないでしょうね。現にさっき飲み屋でグチグチ言ってた中にも中日ファンは居ませんでしたから。

まあいいですよ。どうせ数年後には「中日が53年ぶりに日本一になった」って以上の記憶も記録もありませんし。

我らがベイスターズが36年ぶりに優勝した1998年なんて、石井タクローの緒戦初回先頭打者の奇襲セーフティバントから流れを作ったようなもんですが、あんなの今現在はベイファン以外の人誰も覚えてないでしょう?「プロ野球ファンとしてあれは認めない」なんて言ってみても所詮そんなもんですよ。

僕は「9回2アウトまで抑えてもそこから打たれた人も居ますからねえ」って言いました。「そんなの沢山いるじゃん」とか言われましたが、そんなん言ってみてもじゃあ誰がやったかなんて聞いても具体名なんか出てきませんよ。僕ですら西武の西口が2回やったのは覚えてますし、ベイでも川村が優勝した年に開幕戦で結果一安打完封になったのも覚えてますが(川村は9回2アウトからではありません。8回くらいで打たれてた)。

これ以上書くと一晩愚痴ってしまいそうなのでヤメ(泣)