日記5/25の3

「ガンダムSEED」
ラクスの、この戦争に対する見解が全く見えてこないので彼女の言動の一つ一つが何か不気味なんですが。

基本的に、戦争においては戦う大義名分があればその戦争の中での「殺し」は正当化されるわけですが(あくまでも自分の陣内において、だけど)、ラクスの「あなたは戦ったのですわ。それで守れたものも沢山あるのでしょう」という台詞は何かそれを肯定してしまっているような印象を受けます。ラクスはおそらく「戦争はいやだ、戦争は良くない」と思っているキャラなんでしょうけど、とてもそう思っているキャラが吐く台詞とは思えない。まあ、単なる慰めの言葉なんでしょうけど、ワタシにはすごく不気味な台詞に聞こえました。その後一瞬真顔になって、さらにその直後わざとらしく笑って話題を転換していましたけど、このカットを効果的に使うにはもっとラクスという人間を描いておかないと駄目だと思います。本当に何考えてるのかサッパリ分からん(笑)。

最終的には、一体「どこ」へ持ってゆくんでしょうかねえ、この作品は。大団円で終わるには、少なくともキラ・アスラン・フレイ・ミリアリアの「憎しみ」を解消しなければならないと思うんですが(それも現状の話であってまだまだこれから死ぬんだろうし)。別の方面では「キラxラクス」「アスランxカガリ」という線は見えてきましたけど。

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