アニメ話だけだ

「ふしぎ星の☆ふたご姫」第40話 「初笑い☆メラメラ演芸会」
サムイ。サムイけどそれがいい(笑)。久しぶりに会心の回だった気がします。

いつの間にか「各地にちらばる『グレイス・ストーン』を集める」というクエスト制になったこのアニメ、今回はメラメラの国のストーンを手に入れるために、国に住むボードラゴンという竜を笑わせるという話(笑わせると宝が出てくると古文書に書いてあった(笑))。

ちょうどふしぎ星も正月、メラメラの国の正月恒例のメラメラ演芸会にボードラゴンを呼び、そこで笑わせようと各国の姫たちが趣向を凝らしますが…

我らがふたご姫は、「ふしぎ星始まって以来の最もプリンセスらしくないプリンセス」らしくドジョウすくい(笑)。満面の笑顔が泣ける(笑)。しかし笑えそうな芸は実はこれくらいで、あとは全部笑うための芸じゃねえだろう。

その他は、

キャメロット&ルル「なんでだろ?」「どこ見てんのよ!」トホホ('A`)
シェイド「シェイドです…さっき、レジーヌのウンコを踏んだとです…
 シェイドです…ムチを出そうとして、バナナを出してしまったことがあるとです…
シェイドです…帽子の替えがありません…」トホホホホ('A`)

こんなんでは笑うはずもありません。過去にメラメラの国はボードラゴンを笑わせることができずに国をメチャクチャに破壊されつくされてしまったことがありました。

そこに颯爽と現れた暗黒ブライト。寒い駄洒落を連発して見事に撃沈トホホホホホホ('A`)

その後はプーモ&ブーモのこれまた寒いネタ連発。「タテジマをヨコジマにー!」ってあんたいつの話だ(笑)。清原が巨人に移籍したのって確か10年前じゃなかったっけ(笑)。

そして(中略)、そして最後にまだ一人だけ何もやっていないアルテッサ。みんなにせがまれ、追いつめられ、とっさに出たのは!


「ガビ?????ン」

何故かボードラゴンはこれに大笑い。グレイス・ストーンが手に入ってメデタシメデタシ。

ネタは寒いけど面白かった。やっぱり、このアニメはキャラクターが生き生きと動いてナンボです。どうやら2期目も続くようですが、次回は星の存亡をかけるとかそういう深刻なストーリーにはしないで欲しいですな。もっと明るい話の方が絶対に似合います。そんな深刻なストーリーは「魔法少女隊アルス」にでもやらせておけばよろしい(笑)。

しかし、今回はやけにリオーネ(上の絵の上段右)が可愛かった。実はまだこの番組が始まる前、HPで絵だけ見て一番惹かれたのはミルロ(中段右)でした。ところが実際に見てみると一番可愛かったのはミルキー(下段右)で(笑)。ううむ。しかし。

「ローゼンメイデン トロイメント」
翠星石、金糸雀倒れる。これで残るは真紅、水銀燈、薔薇水晶だけ。どんな終わり方にさせるつもりなんでしょう。最後に真紅が残って、ローゼンの面前で説教をたれて全員生き返ってメデタシメデタシ、でしょうか。

「果たしてアリスゲームは正しいのか。」結論は既に提示されているわけです。真紅は、ローザミスティカなるもののカケラを集めることが完璧な少女になることでは無いのだと悟ってしまいました。「例え何かが欠けた不完全な存在だったとしても、それを埋めてくれる人がいる。(中略)ジャンクなんてどこにもいないのかもしれない」。人と人のつながりが完璧を作る。ということは、逆に姉妹達を消していってしまうことは間違いだと。これに関しては原作もアニメも一緒でしょう。そして、これはジュンにとっての結論にもなるはずです。アニメ版はここを置き去りにしてしまいましたが、多分原作は最後に「アリスゲーム」と「ジュンのヒキコモリ」をこれで片づけるはずです。アニメ版もそんな終わり方をするでしょう(しなかったら監督と脚本家は真の無能だ)。

最後は別れで終わるんでしょうか?まあ魔法少女モノなんかですとよく別れで終わります。異世界の魔女っ子が人間界を訪ねてくるようなものですとそのものの別れだったりしますし、「おジャ魔女どれみ」「魔法少女隊アルス」みたいに主人公自身が普通の人間から魔法使いになるようなものだと魔法の力を失ったり。それは、作品の終わりというのは色々な事件が終わって普通の生活に戻ることを意味しますが魔法やら天使の力やらというのは普通の生活を送るには強大過ぎるからでしょう。特に、魔法の力を隠していた人がバレたりするとまず間違いなく別れや力の消失で終わります(前にも書きましたが、作品内で世界中に魔法がバレたのに人間界に居座ったのは僕はマリーベルしか知りませんいや魔法少女モノなんて大して見てないけど)。しかし、ローゼンメイデンは、まあ人形です。別に居座り続けても害のあるもんじゃありません(多少家の中がにぎやかになるくらい(笑))。できれば、別れでは終わって欲しくないもんです。

しかし、人形師ローゼンは随分と若い美形のあんちゃんですな。原作ではまだハッキリとした絵は出てきていませんが、雰囲気から察するに決してあんな感じではなさそう。「イース」の逆ですね(イースのラスボスであるダルク・ファクトはオリジナルのパソコンゲームでは美形のあんちゃんだったが、どこかの馬の骨が書いた小説版ではチビデブのオッサンだった(笑))。

…あれ?次回は12話ですが、最終回??前作は全12話でしたね。まだありそうな雰囲気でありますがねえ。水銀燈と薔薇水晶をあと1話で両方片づけられるとは思えませんし。12話のタイトルが「少女:ALICE」なのならば、最終回のタイトルは「ローゼン」か「ローゼンメイデン」か「ジュン」のどれかですかね。まあ正直「トロイメント」は完全に人形たちの話だけになってしまってジュンはどうでもいい存在に成り下がってますので「ジュン」になる可能性はほとんど無いでしょうが。「真紅」は第一期の最終回で使っちゃってるしなあ。

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