日別アーカイブ: 2006/03/04

これを忘れていた

「ローゼンメイデン」
倒された雛苺のローザミスティカを巡って真紅と金糸雀が戦いに入りかけますが、雛苺の残留思念?のようなものが二人に語りかけ、自分が巴やジュンと出会ってから過ごした日々は、何気ない日々のようで実に幸せな時間だったと感謝し、そして自分のローザミスティカを使ってもう争いが起こらないようにみんなを護ってほしいと言い残して、そのローザミスティカを真紅に託して消えます。金糸雀に「あの子あんなにしっかり者だったかしら?」と言わしめた雛苺の面目躍如な最期でした。ジュンには自分がいなくなることを黙っていて欲しいなんて気の使い方までしちゃって。

まだ巴は出てきていませんが、少なくともアニメ版の巴よりはこの原作の巴は雛苺に対して涙を流してやる資格があるでしょう。


先日から読んでた「江戸食べもの誌」、ちょびちょび読んでたんでようやく終わりました。食べ物の話なのに下ネタがちょくちょく出てきて笑えますが、要するに江戸時代そのものがそういうモンだったんでしょうな。つーか、絶対に現代でも引きずってるし。日本人は性のネタに関しておおらかだよ。絶対。江戸時代やその前なんて男色ですら別にそれほど特別なものじゃなかったみたいですし(僕にとっちゃ別の世界の話ですがねw)。

この本読んで最後にビックリしたのが、オンナの某所を赤貝なんて呼んだりしますけど、この言い方が江戸時代からあったものだということ(汗)。

ハマグリの項で、ハマグリのお吸い物が婚礼の式の定番だったという話のなかでこのような当時の川柳が出ていました。

「蛤は初手赤貝は夜中なり」

日刊ゲンダイに出ていても全くおかしくないですな(笑)。

ちなみに、現代で「親子どんぶり」と呼ばれるアレは「芋田楽」と呼んだそうです。親芋と小芋を串に刺すから…らしいですが(笑)。

ここに出ている川柳はもっとシャレにならなくて

「とんだこと婿の寝床に母の櫛」
「可笑しさは芋田楽で相孕み」
「味な嫁息子も生めば孫も生み」
「嫁のへのこをお袋が取り上げる」(へのこ=チンチン)

もうなんつーか(笑)。全部江戸時代のヤツですよ。夕刊フジとかナイタイとかに載ってるヤツじゃないですよ(笑)。「おゆい」もこういうのやればいいのに(笑)

帰ってきた飲んだ

何か骨折り損のくたびれもうけと言ったような一日だったかも。会社行って用事の一つは順調に済ませられたんですが、もう一つが全然うまくいかない。まあそっちは火急の用事ではないのでいいっちゃいいんですが。その割には時間食ってしまった(泣)。

一昨日ハマって見てたサイト、まだ見てたりします(笑)。続きでも。

Samurai Pizza Cats
日本のオリジナルは「キャッ党忍伝てやんでえ」です。いまだに僕にとって生涯No.1のアニメ。僕がパロディもののギャグアニメがあまり好きでないのは、過去に頼りすぎて新しいものを生みだしていないことと、あとはこの作品が最高峰だからです。↑のタイトルで海外放映されてソコソコ(少なくとも日本でより)人気だったのは知ってましたが、実際にオープニングを見たのは初めてでした。うわー全然違う。オープニングに関してはカケラも無いですな(笑)。「ドラゴンボール」とかは歌詞はメチャクチャ違っても曲は一緒だったりするのに。

でも、プルルンに大人っぽい声の人をあてたのは偉い(オリジナルは折笠愛。当初は声が似合わなさすぎると大叩かれだったが皆が慣れたら「これしか無い!」と絶賛にw)。

コーン守が幕府の老中でありながら幕府転覆を狙っているという設定が海外版にあるのか無いのか分かりませんが、政府側の人間でありながら悪の総大将であるという設定は海外のガキ共には分かりづらいでしょうか?でも、城内でのイベントごとにはちゃんと素知らぬ顔をして出席してるんですが(コーン守が幕府転覆を狙っているのを知っているのはニャンキーを指揮しているワンコー守だけ)。

しかし、敵メカはパロディの嵐でしたが海外じゃ全く元ネタわからねーのばかりでしょうなあ…。「ガッチャマン」は海外でも人気でしたが、「ニャンキー忍法ネコマキファイター」の元ネタ(ガッチャマンの竜巻ファイターね)とかちゃんと分かってもらえたんだろうか。他にもガッチャマンの登場の口上を真似たりしたときもあったけどどんな訳がついたんだろうか。チョモランマ1/2号とかルパン3号やばくはつ5号みたいなアニメが元ネタの敵メカはまだ分かってもらえる可能性があるとしても、アカシヤ3万号なんてどう逆立ちしたって分からないだろうなあ(泣)。

キャラの名前はことごとく変更されていますが、他はともかくカラ丸→Bad Birdだけはあまりにもひどすぎると思う(泣)。何だよそれ。人の名前じゃないだろう(人では無いけれど…)。

「Transformers」
タカラが売れないオモチャの処分ついでに海外でテキトーにそいつらをチームってことにしちゃってアニメをやってみたら空前の大流行してしまい、逆輸入され、そして今はタカラの屋台骨の一つになってしまいました(そこまでではねーか?)。「Power Rangers」にしろ、日本って子供向けのものを必死に作るじゃないですか。そりゃ受けるつーの。大学に入ったばかりの頃、某先輩に「マクロス7」の変形できるオモチャを見せてもらったら、変形機構があまりにも複雑すぎて僕はファイターをバトロイドに出来なかった記憶があります。あんなのメリケンのガキなんて説明書ついてても出来ませんよ(笑)。

アニメ特撮以外でも、昔聞いた話では「ロボコップ」でロボコップが使っていたオート9という銃なんて、初代では向こうのスタッフが必死に作ったのに、日本でオモチャとして売ろうと思って量産用に作ったヤツを向こうに持っていったら向こうのスタッフが出来を見て唖然としてしまい、「2」では日本製のオート9が使われたとかいうのもあります。

全然トランスフォーマーの話してないね(笑)。相当見ていた割にはあまり思い入れが無いんだよなあ…。オモチャもいくつか買ってもらってた記憶がありますが…。

当時のメリケンでのキャッチフレーズは主題歌の歌詞にも歌われていますが「more than meets the eye」と「robots in disguise」でした。乗り物にロボットに変形できるってのが相当インパクトがあったんでしょうなあ。こちらは「ガンダム」が大ブレイクしていた真っ最中に向こうに行ったのでそれほどでも無かったんですが(別にガンダムが変形するわけじゃないですが、ガンダムくらい進んだロボットアニメがあったということ)。

くだらん余談をすると、コンボイ司令官のオリジナルの名前はOptimus Primeで、ロディマスコンボイはRodimus Primeですが、舞井武依という漫画家が描いていた「魔王の子供達」という某エロマンガ雑誌に連載されていたエロくない漫画の主人公の名前が「ろでます」でして。あるときにこいつのお父ちゃんの名前が出てきて「おぷてます・ぷらいむ」だったんですね。何でこの漫画家はこんなこと知ってるんだろうって不思議に思ったちっとも甘酸っぱくない記憶(インターネットとか無い頃だぞ)。