松本ハウス(全然関係ない)

今日は目黒でしたが、そろそろ目黒でも「ここなら」という飲み屋が一軒欲しいお年頃。昼ご飯を食べるときに仕事場の近所を練り歩いてみたら、すぐ近くではあるけれどビルの影のものすごく分かりにくいところに加賀屋があるじゃないですか。駅からほど近いのに、実にうらぶれた感じにもう萌え萌え(笑)。さっそく帰りに寄ってみました。

入ると、実に生気の無い夫婦が二人でやっているようです。ホラー映画で、大きな屋敷に住んでいる化け物一家の執事ってのが居るでしょう。死人が蘇生したような、顔面蒼白で目に光の無い無口な。あんな感じ(笑)。そして、あまりにも分かりにくい立地のせいかはたまたあまりにも小汚い入り口のせいか、客もまばら。まあ、サッと寄る立場からするとありがたいんですが。

とりあえずホッピー。ここのはレモンの輪切りが入ってますね。かなり厚切りだったので、テッテー的に潰してみたらもの凄いレモン味になってしまいました。でも、これがなかなかうまい。

生気は全く感じられない夫婦?ですが、手際は恐ろしく良い。焼きたて揚げたてがパッパッと出てきます。牛スジの煮込みがどえらくうまい。薄い塩味ですが、トロトロの牛スジをパクつくにはちょうどいい感じです。あれ以上濃いと喉を通りづらいでしょう。ただでさえトロトロのスジなんですから。

モツ焼きは、¥400て書いてあったのでえらく高いとか思ったんですが、これは4本の値段で、一人の場合は2本¥200で出してくれるようです。とても大きい串で、これなら納得。僕の大好物であるチクワの磯揚げも、サクッヌチッというこの揚げ物のうまい部分がいかんなく発揮されていました。どれもボリュームがあるので、一人でこれだけ食べると多すぎるくらいです。串2本他一品、ホッピー2杯で¥1300くらいでサラッと飲んで帰るのがちょうどいいくらいと見た。板橋のいつもの店はどう切り詰めても1000円台で飲むのは不可能ですから、こういう店はこういう店でありがたい。今後も寄らせていただきます。

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